1967-05-12 第55回国会 衆議院 外務委員会 第3号
第二点といたしましては、現地通貨表示という原則にいたしました。ただしこれはドルスライドの条項がついてはおりますが、一応現地通貨表示といたしました。 それから第三点は、通常融資ワクとは別に緊急災害融資ワクを設けました。 第四点は、事務簡素化のために、現地支部長に権限を一部委任いたしました。 以上の点でございます。
第二点といたしましては、現地通貨表示という原則にいたしました。ただしこれはドルスライドの条項がついてはおりますが、一応現地通貨表示といたしました。 それから第三点は、通常融資ワクとは別に緊急災害融資ワクを設けました。 第四点は、事務簡素化のために、現地支部長に権限を一部委任いたしました。 以上の点でございます。
たとえば当時フィリピン、インドネシア、ビルマの南方占領地域においては軍費及び物資の買付のためにはそれぞれペソ、それからギルダー、ビルマについてはルピーといったような、現地に既存に流通しておる通貨と対価で現地通貨表示の軍票を軍が発行した。こんなものは金の裏づけはございません。発行しっぱなしなんです。紙きれと同じものなんです。ただそれを占領軍という権威によってこれがオーソライズされておったのです。
すなわち、在外公館等借入金は、終戦に際して、日本より外国へ送金できなかったため、朝鮮、満州、中国等の各地における在外公館及び居留民会等が、外務省の訓令に基き、邦人救済費、引揚費等に要する資金を後日返済する条件で借り入れた資金でありまして、政府は、その性質にかんがみ、国の債務として確認し、在外公館等借入金の返済の実施に関する法律に従い、現地通貨表示金額を本邦通貨に換算して返済しているものでありますが、
すなわち「借入金の金額は、審査委員会法第六條に規定する借入金確認証書に記載された現地通貨表示による金額を、別表在外公館等借入金換算率表により本邦通貨表示による金額に換算した金額の百分の百三十に相当する金額(同一人について計算したその借入金の金額の合計額が五万円をこえるときは、五万円)とする。」
○森八三一君 もう一つお伺いいたしたいのは、現地通貨表示金額を本邦通貨に換算をいたしましてそれの三割増しにする。その三割増という根拠はどこにおかれておるのか。
第二点は、右の返済金額は、在外公館等借入金評価審議会の答申に基いて決定いたしました在外公館等借入金換算率によりまして、現地通貨表示金額を本邦通貨に換算いたしました金額の三割増しといたし、さらに国民負担の衡平の見地かち、返済金額は同一人について五万円を限度といたしおること。
第二は、右の返済金額につきましては、在外公館等借入金評価審議会の答申に基きまして決定しました別表の在外公館等借入金換算率によりまして現地通貨表示金額を本邦通貨に換算いたしました金額の三割増といたしたのであります。
それから第四條は、先ほども申上げたのでございまするが、この借入金の返済をいたしまするところの借入金の具体的な内容を規定したものでございまして、借入金の金額は借入金……先ほど申しました整理準備審査会法に基きまして、借入金の確認証書を外務省において発行いたしておるのでありまするが、それに記載された現地通貨表示による金額をこの法律案の別表として示しましたところの在外公館等借入金換算率表というものによりしまて
第二は、右の返済金額につきましては、在外公館等借入金評価審議会の答申に基きまして決定いたしました別表の在外公館等借入金換算率によりまして現地通貨表示金額を本邦通貨に換算いたしました金額の三割増といたしたのでございます。
第二は、右の返済金額につきましては、在外公館等借入金評価審議会の答申に基いて決定した別表の在外公館等借入金換算率によりまして、現地通貨表示金額を本邦通貨に換算いたしました金額の三割増といたしました。
金額の点でございますが、これはいずれも現地通貨表示に相なつておるのでございます。この現地通貨表示のものをどういうような円に見るかということが、一つの問題になるのでございますが、この点につきましては、第十国会で通過いたしました在外公館等借入金の返済の準備に関する法律におきまして、審議会を設けまして、その諮問をまつて借入金返済の決定に資するということに相なつております。
第二は、右の返済金額につきましては、在外公館等借入金評価審議会の答申に基いて決定した、別表の在外公館等借入金換算率によりまして、現地通貨表示金額を本邦通貨に換算いたしました金額の三割増といたしました。
而して評価の一方法として借入金の表示する現地通貨(現在流通していないものについては、通貨改革の変遷を辿つて、現在流通している現地通貨表示に換算する)その現地通貨の弁済時の為替相場によつて本邦通貨に換算する方法が考えられる。現在通貨がないものにつきましては、ずつと通貨交換の跡を辿つて現在の円との為替相場を考えてきめるという方法もある。
そこでこの借入金でございますが、これは現地通貨、たとえば法幣とか満銀券というような現地通貨表示をもつて確認いたされておりますので、これを国が将来返済いたします場合には、日本の円に直して幾らの債務として返済するかということが、非常に重要な点でございまして、そういう借入金の評価の問題につきまして、なかなか困難な問題がございましたために、支拂いの開始という段階まではなお至つていなかつた状況であります。