1992-03-05 第123回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
現に、最後まで残って全体の指揮をとった今村大佐という方がおられますけれども、全員帰還の手続をとって、司令官にだまされた旨の述懐をして自決をした方の奥さんであると伺っております、東京地裁にこの問題で、現地復員処理認定無効確認等請求事件というのを提訴しておられるようであります。十分な調査を今までやっていただいておればといううらみは残ります。
現に、最後まで残って全体の指揮をとった今村大佐という方がおられますけれども、全員帰還の手続をとって、司令官にだまされた旨の述懐をして自決をした方の奥さんであると伺っております、東京地裁にこの問題で、現地復員処理認定無効確認等請求事件というのを提訴しておられるようであります。十分な調査を今までやっていただいておればといううらみは残ります。
) ○元日赤救護看護婦に対する慰労給付金に関する請願(第一四九五号外三八件) ○湾岸危機に伴う避難民の輸送に関する暫定措置に関する政令の即時撤回の国会による促進に関する請願(第一五八七号外三六件) ○旧満洲航空株式会社職員を恩給法令に外国特殊機関職員として追加規定することに関する請願(第一七四四号外六件) ○山西省残留犠牲者の救済措置に関する請願(第二〇二二号外九件) ○中国山西地区残留同胞の現地復員処理無効確認
終戦後の現地復員処理につきまして、非常に不合理があるというふうに考えますが、政府から出されました資料を見ますと、現地復員の手続上の区分としましては、「現地軍司令官が、復員に関する軍令の規定に基き、本人の申し出に応じて召集を解除した者」、これが一つ。そのほとんど全部は内地に帰りました。
本請願の要旨は、未帰還者の現地復員処理については、昭和三十四年八月十七日現在をもって、未帰還者を現地復員したものとみなし、職権をもって身分を一般邦人に切りかえたが、これは当時の実情を無視した不当な処置であるから、これらの者の身分を軍人に復元し、留守家族援護法の適用を受けられるよう措置するとともに、生死究明合同調査は、適正かつ公平に調査を行い、留守家族の意見も尊重し、行方不明者の捜査に当っては、留守家族
――――――――――――― 本日の会議に付した案件 遺家族援護に関する件(無名戦没者の墓に関す る問題) 山西地区残留同胞の現地復員処理に関する件 閉会中審査申出に関する件 ―――――――――――――
山西地区残留同胞の現地復員処理に関する件について、調査を進めます。 この際、お手元に配付いたしてあります厚生省提出の山西軍参加者関係の資料について、末帰還調査部長より発言を求められておりますので、これを許します。吉田未帰還調査部長。
○原委員長 午前の会議はこの程度にし、午後は二時より再開し、山西地区残留同胞の現地復員処理に関する件について、参考人より事情を聴取することとし、暫時休憩いたします。 午後零時四十六分休憩 ――――◇――――― 午後二時四十三分開議