1994-02-28 第129回国会 参議院 決算委員会 第1号
いまなお残る風倒木の山が日田・玖珠地区には多い。 今年六月の杖立温泉のかけ崩れで、死者や家屋倒壊の原因は、懸念されていた風倒木の二次災害との研究結果が出た。上津江村でも同様な被害があった。復旧作業は遅々として進まず、慣れぬ処理作業で犠牲者が出たり、山をあきらめる林業家もいるのは至極残念である。ということでございます。
いまなお残る風倒木の山が日田・玖珠地区には多い。 今年六月の杖立温泉のかけ崩れで、死者や家屋倒壊の原因は、懸念されていた風倒木の二次災害との研究結果が出た。上津江村でも同様な被害があった。復旧作業は遅々として進まず、慣れぬ処理作業で犠牲者が出たり、山をあきらめる林業家もいるのは至極残念である。ということでございます。
次に、鉱山の炭鉱以外のものについて申上げますと、九州におきましては大分県の玖珠地区の玖珠鉱山は被害が最も大きく、全抗水没して損害は三千万円、復旧には六カ月を要する見込であります。更に玖珠地区の九重山鉱山も相当の被害が見込まれるようであります。その他福岡県の八女鉱山、これは鉱滓ダムが決壊いたしました。河東鉱山、これは坑内の水没、鹿児島県荒川鉱山、これも坑内浸水であります。これらの被害がありました。