1977-03-02 第80回国会 衆議院 予算委員会 第17号
その国民的なコンセンサスを得る方法は、いま社会保険審議会、三者構成の審議会で小委員会を設けてやっておるようでありますが、そこだけでなしに、私の提案ですが、やはり直接利害団体を越えたようなところで、たとえばイギリスの王室委員会、そういうところで、一歩間隔をおいたところでこの抜本的な改正案について議論をして、一つだけを出しますと利害が相反しまして一斉に反対の声が起きてまいりますから、全体的に問題を処理するという
その国民的なコンセンサスを得る方法は、いま社会保険審議会、三者構成の審議会で小委員会を設けてやっておるようでありますが、そこだけでなしに、私の提案ですが、やはり直接利害団体を越えたようなところで、たとえばイギリスの王室委員会、そういうところで、一歩間隔をおいたところでこの抜本的な改正案について議論をして、一つだけを出しますと利害が相反しまして一斉に反対の声が起きてまいりますから、全体的に問題を処理するという
いま農林、運輸から申されましたとほとんど同じ考えでございますが、こういうギャンブリングに対します規制というものは、ほとんどの国が昔から抑制政策というものをとってきたわけでございますが、そういう抑制政策が、戦後、特に世界大戦以後、そういう単に抑制という形ではなくて、みずからの責任のもとに射幸性娯楽を楽しむことを是か非かというようなことを、特にイギリス、スウェーデンというようなところで、国会もしくは王室委員会
その大改革は大ロンドンの地方行政に関する王室委員会の報告書に基づいてなされたと、私は理解をいたしておりますが、私はこの王室委員会が国民的に非常に権威があったこと、そしてこの委員会が七、八年かかってまとめた報告書であることがこの大改革に大いに私は力があったのだと、こう思うのです。
ここにございますが、一九四九年から一九五一年にわたりまして、ギャンブルの改正について国会に対して王室委員会からの諮問があったわけです。そして英国の国会は、先般申し上げた通りギャンブルというものは廃止すべきじゃない、禁止すべきじゃない、しかし、これもまた特に奨励すべきことでもない、要するに調整して法のもとにこれを行なわしめるのだという結論をはっきりと出しているわけでございます。
そうして国会では、一八七六年の無力を調査するための委員会、あちらでは王室委員会、ロイアル・コミッションといっておりますが、それを作って、暴力の調査を始めたのです。そういたしますと、暴力が起る原因は何であるかといいますと、結局は、団結や団体行動に対してブレーキで抑えているためだということを委員会の諸公が発見いたしたのです。