1949-05-14 第5回国会 衆議院 本会議 第29号
〔議長退席、副議長着席〕 御承知のごとく、現行獸医師法は大正十五年に制定せられたものでありまして、その免許資格につきましても一般に水準が低いのでありますが、最近獸医業務は、畜産関係ばかりでなく公衆衛生の領域への関係も深くなりまして、獸医師の水準を一層高めることが必要となつたのであります。
〔議長退席、副議長着席〕 御承知のごとく、現行獸医師法は大正十五年に制定せられたものでありまして、その免許資格につきましても一般に水準が低いのでありますが、最近獸医業務は、畜産関係ばかりでなく公衆衛生の領域への関係も深くなりまして、獸医師の水準を一層高めることが必要となつたのであります。
○委員長(楠見義男君) ちよつと北村さんに申上げますが、私今ちよつと申上げたように、この臨時特例ができて、獸医手という制度が獸医師の制度の外に新たに設けられて、その獸医手は一般の獸医業務はできないけれども、團体に関する仕事だけはできる。
○伊藤説明員 ごもつともな点も、僭越でありますが、多々あるかと思うのでありますが、問題は獸医業務と申しますものは、ただいまお話がございました通り、やはり一定の技術を前提としての行為であろうかと思うのであります。やはり獸医業務というなものを、制度として制定いたします場合には、いろいろな段階に獣医そのものをわけるというようなことは、これはおかしいかと思うのであります。
戦後諸般の情勢の大きな変化に伴い、獸医業務について見ましても、畜産の生産増殖の健全化は、國民経済上その重要性を倍加し、さらにまた最近公衆衞生の領域への関係も一層深くなり、獸医師の使命は一段と重加して参つたのであります。
戰後諸般の状勢の大きな変化に伴い、獸医業務についてみましても、畜産の生産増殖の健全化は、國民経済上その重要性を倍加し、更に又最近公衆衞生の領域への関係も一層深くなり、獸医師の使命は一段と加重して参つたのであります。