2020-04-14 第201回国会 参議院 農林水産委員会 第10号
私立大学の場合は、まあ高いですから一千四百万円程度を貸与して、十年間勤めてくださいと、そうするとこの奨学金については返さなくていいですよという制度はありますけれども、全国の獣医系の大学の入学者数が直近でいいますと大体六千四百名ぐらいですから、これに対して、今の予算規模でいうと四十人に一人ぐらいしか奨学金をもらえておりません。
私立大学の場合は、まあ高いですから一千四百万円程度を貸与して、十年間勤めてくださいと、そうするとこの奨学金については返さなくていいですよという制度はありますけれども、全国の獣医系の大学の入学者数が直近でいいますと大体六千四百名ぐらいですから、これに対して、今の予算規模でいうと四十人に一人ぐらいしか奨学金をもらえておりません。
なお、獣医系大学の入学定員の在り方については、地域の感染症対策といった新たなニーズへの対応など様々な需給の増減要因等総合的に考慮する必要があると、そういうふうに考えております。
○政府参考人(池田一樹君) 平成十九年の段階から構造改革特区で獣医学部の提案をしてきてございますので、そういう意味から同学園が獣医系大学の設置を考えているということは四月の段階でも認識できたものと考えます。
またあわせて、獣医系大学の入学定員の在り方については、地域の感染症対策といった新たなニーズへの対応など、様々な需給の増減要因等を総合的に考慮する必要があると考えておりまして、今後とも、農林水産省を始めとする関係省庁と連携をして、質の高い獣医師の養成や確保、あるいは獣医師の偏在への対応等について検討してまいりたいと考えております。 以上でございます。
加藤大臣、二月十四日に加計学園の関係者と、事務局長でしたかね、お会いしたと、きのうおっしゃっていたと思うんですけれども、加計学園の獣医系の大学の新設をしたいということはこのとき初めて知ったか、それとも過去から知っていたか、お答えください。
先ほど、構造改革特区、加計学園が今治市で獣医系大学・学部の新設を目指していたことについて、大臣がそのときどこまで認識をされていたのか否かについて少しやり取りがありましたが、大臣、構造改革特区に何度も何度もチャレンジしたこと、これは地元のそれだけの関係がある加計学園がチャレンジして構造改革特区で駄目だったこと、それは御存じでしたよね。
その前年、平成二十六年九月の特区諮問会議におきまして、民間有識者議員から、当面の重要課題の追加の規制改革分野、事項についてというものが提案されまして、そのうちの一項目に獣医系大学・学部新設の解禁というものが入っておりました。
そのうちの一項目に獣医系大学・学部新設の解禁というものが含まれておりました。この民間議員の提案に対しまして総理からは、民間議員の皆様から提示された追加の規制改革の提案について石破国家戦略特区担当大臣を中心に早急に検討していきたいという御発言がこの公式の諮問会議の場で、カメラの前で、メディアが皆さんいらっしゃるところで御発言がございました。
午前中から、首相案件ということについて問われると、その加計学園とあなたがお会いになる前年、平成二十六年九月の特区諮問会議で民間有識者議員から当面の重要課題の追加の規制改革分野・事項についてというものが提案され、そのうちの一項目に獣医系大学・学部新設の解禁というものが入っていたと、諮問会議で総理からオープンの場で、民間議員の皆様から提示された追加の規制改革の提案について石破国家戦略担当大臣を中心に早急
これは獣医学教育イコール獣医師の養成教育ということでありまして、これは何も北海道大学だけではなくて、今、日本の獣医系大学全員が、全大学が、全学校が世界に通用する獣医師を育てるように教育を変えていくんだということで取り組んでいるところであります。
そのため、農林水産省といたしましては、家畜保健衛生所を含めました産業動物獣医師の確保のため、各都道府県での獣医師の初任給の底上げの状況の情報提供、あるいは先ほど申しました修学資金の貸与、あるいは今度は獣医系大学に進学が決まった高校生、こういった人に対しても入学金を含む修学資金の貸与を開始しており、さらに、平成三十年度からは月額の貸与額をアップするということにしてございます。
平成二十六年度からは、獣医系大学が設けました地域枠、選抜枠に合格した地域枠入学者に対しまして入学金等を含む修学資金の貸与を開始したところでございまして、さらに、平成三十年度からは、修学資金の貸与額の引上げ、私立大学の場合であれば月額で十二万から十八万円にし、そのほかに地域枠入学者の枠も拡充しておりまして、地域枠入学者を十人から三十人に拡充いたしておりますが、獣医系大学に加え、全国の高校に対する周知も
新たな分野における具体的な需要については、昨年四月には、製薬会社の方からライフサイエンス分野のための獣医系大学を創設してほしい旨の要望書が出されている。また、提案者からはライフサイエンス研究や水際対策での分野で人材ニーズがあるとの提案に対し、民間有識者からも同様の認識が示された上で、更に人のための創薬や人獣共通感染症の研究ニーズ等について指摘があったところであります。
昨年の四月にはアステラス製薬の竹中前会長から、ライフサイエンス分野のために獣医系大学を創設してほしい旨の要望書が提出をされております。提案者から、ライフサイエンス研究や水際対策の分野で人材ニーズがあるとの提案に対し、民間有識者から同様の認識が示された上で、さらに、人のための創薬や人獣共通感染症の研究ニーズ等について指摘がありました。
また、大規模な獣医系の病院で働く獣医師、つまりここに書かれている内容ですよね、さらには個人開業の獣医師の平均年俸は幾らでしょうか。
この修学資金につきましては、平成二十六年度からは獣医系大学に進学する高校生に対しても入学金などを含む修学資金の貸与を開始したところでありますし、さらに今般、畜産の現場からの声も踏まえまして、三十年度概算要求では、産業動物獣医師を志す獣医学生等に対する修学資金の拡充も盛り込んでいるところでありますので、今後とも都道府県と連携して地域の偏在というものに対処してまいりたいと思っております。
またあわせて、獣医系大学の入学定員の在り方については、先生から今お話があったとおり、地域の感染症対策といった新たなニーズへの対応等々、様々な需給の増減要因等を総合的に考慮していく必要があると、こういうふうに思っておりまして、そういう意味で、今後、農林水産省を始め関係省庁と連携して、質の高い獣医師の養成や確保、獣医師の偏在への対応等についてしっかりと検討してまいりたいと思っております。
○国務大臣(林芳正君) まず私からお答えいたしますが、この構想はいろんな目的が書いておりまして、その中の一つには、国際的な獣医学教育拠点大学として国際的な諸課題に対応できる獣医師の養成というのがありまして、それに向けて海外の獣医系大学とも連携を充実させ、アジアから優秀な学生を受け入れると、こういうことが書いておりますので、そのことに対応してということが一つあるということでございます。
この認められた構想の中には、国際的な獣医学教育拠点大学として国際的な諸課題に対応できる獣医師の養成に向けて、海外の獣医系大学とも連携を充実させ、アジアから優秀な学生を受け入れると、こういうふうにされておりますので、こうした国際的な諸課題に対応できる獣医師の養成という目的を達成するために、これは大学の御判断ですが、二十名の留学生入学枠を設けていらっしゃるというふうに聞いております。
これに対して、全国大学獣医学関係代表者協議会と日本獣医学会は、六月八日、見解を発表し、ランキングの低迷の背景にある最大の要因は、教育研究の根本的な基盤となる教員数、支援スタッフの数に日本と他国の間で大きな差があることを指摘した上で、山本大臣の発言について、公的な場における根拠なき批判は、多くの先達を始め、現在、獣医学教育改善に取り組む全国獣医系十六大学の教職員と獣医学生の努力を否定するものと強く大臣
同じく一昨日、内閣委員会で、これは共産党の田村委員が質問して山本幸三大臣が答えていますけれども、もうこの十一月九日に広域的に獣医系大学がないということを決めた段階で京都が入らないという認識があったということなわけですよ。
○櫻井充君 そうすると、獣医系の大学をつくる場合には、閣議決定されている四条件があって、この四条件をきちんと守らなければいけないということは当然のことですよね。
平成二十七年六月の日本再興戦略改訂二〇一五では、獣医学部新設について全国的見地で行うとされていましたが、同年十一月の国家戦略特区諮問会議では、獣医系大学のない地域に限りという条件が示されました。結果として、関西圏が対象外となり、今治市のみが対象となりました。この経緯を見ると、獣医師会という既得権者に配慮して地域を限定し過ぎたことが不公平感を強めたという一面はないでしょうか。
文部科学省といたしましては、需給等の観点から獣医学部の新設を抑制してきたことがございますので、具体的な獣医師の需給の増減に関する見通しが明らかになった場合には、その見通しに応じ、適切に、獣医系大学の新設、定員増等の入学定員の見直しに向けた検討を行うという立場でございます。
獣医系大学における教育は獣医師の養成に特化しており、卒業生の就業と密接不可分であることから、その適正規模を検討するに当たっては、将来における獣医師の各分野における社会需要の見通しを踏まえる必要があるという立場で御説明をしているというふうに理解してございます。
当時のヒアリングの議事要旨に即して読み上げるようにということでございますので申し上げますが、北山専門教育課長から、 この獣医系大学の新設についてでございますけれども、昨年夏以来、国家戦略特区ワーキンググループ、このワーキンググループで累次にわたって御説明を申し上げてきたかと存じます。
これ、農水省の入らない中で獣医学部の設置についていろいろまた議論もされているんですけれども、その中において、これ文科省の担当の方が、獣医系大学については、獣医師養成という社会的な使命を担っていて、その適正規模を検討するに当たっては将来における獣医師の社会需要の見通しを踏まえる必要があるというのが基本的な考え方だ。
広域的に獣医系大学の存在しない地域に限り認めるということを決めたものであります。 この十一月九日の諮問会議取りまとめで空白域に限るとしたのは、獣医師会などの慎重論に耳を傾けつつ、産業動物獣医師の地域偏在への対応や、感染症対策、水際対策、あるいは獣医師が新たに取り組むべき分野に対応し得る獣医学部の新設をいち早く実現するために、まずは、地域を限ってやろうとしたものであります。
しかも、日本獣医師会も、愛媛県今治市が提案する獣医系大学の構想について、構想の内容はいずれも既存の十六獣医系大学で既に取り組んでいるものばかりであり新規性はなく、また獣医師の需要動向についても、全国的観点からは、地域、職域の偏在は見られるものの、獣医師総数は不足していないと、この獣医学部新設に関して完全に疑問視しているんですよね。