2011-07-27 第177回国会 衆議院 厚生労働委員会 第23号
そのときに、猿橋勝子さんという女性研究者が、海水のセシウム濃度が百倍になっているということを微量線量計で確認して、これでアメリカへ行って、公開実験というのをフォルサム博士とやって、これが大気圏内の核実験禁止の大きな学問的根拠になりました。その後、セシウムはずっと減ってきていたのが、またそれをはるかに倍する量に今上がろうとしているときであります。
そのときに、猿橋勝子さんという女性研究者が、海水のセシウム濃度が百倍になっているということを微量線量計で確認して、これでアメリカへ行って、公開実験というのをフォルサム博士とやって、これが大気圏内の核実験禁止の大きな学問的根拠になりました。その後、セシウムはずっと減ってきていたのが、またそれをはるかに倍する量に今上がろうとしているときであります。
実は、この最初のピーク、核実験が各国で、アメリカや中国やいろいろな諸国で行われていたときに、日本の猿橋勝子という女性科学者が、海洋中のセシウムの汚染をはかり、世界に向けて、これだけの汚染を起こす核実験を禁止しようという呼びかけをいたしました。
この会議には、確かにいま言われましたように、オブザーバーとして市川さん外三名、全部で四名の専門家が日本から参加していらっしゃるでしょうが、その参加したお一人である猿橋勝子博士の報告では「いままでも協同海洋投棄に積極的に参加し、今後もまた、海洋投棄をつづけたいと考えているイギリスとオランダの代表と、海洋投棄には参加せず、しかも大西洋でかなりの漁獲をあげているポルトガルとカナダの代表との間には、大きい意見