2020-04-03 第201回国会 衆議院 厚生労働委員会 第6号
ただ、安全確保のためでございますけれども、日赤におきましては、次の四類型の方に献血制限を行って、輸血される方の保護を図っているわけでございます。
ただ、安全確保のためでございますけれども、日赤におきましては、次の四類型の方に献血制限を行って、輸血される方の保護を図っているわけでございます。
英国において肉骨粉の流通禁止、特定危険部位除去等のBSE対策が十分に実施される一九九六年以前、これにつきましては、高濃度の異常プリオンが摂取された可能性があるため、一九九六年以前に英国に一日以上滞在された方については、当面の措置として献血制限を行うこととしたところであります。
まず、献血制限に関する事項でございますけれども、当初、このバリアントCJDの患者さんの英国滞在歴は一カ月程度ということでございまして、一カ月以上英国に滞在した人の献血を制限する措置を予防的に講じたところでございまして、先生最後におっしゃられました、現在考えております一日以上滞在歴があるというのは、これは二十四時間を目安として考えております。
具体的には献血制限ですね。献血制限のあり方について、先にアドバルーンをぼんと上げて、英仏一日でも行ったら、皆さん、献血できませんよなんということを言って、日本は安全策をとったかのような話をしておきながら、実は献血は今でもできる、これはすごく誤解を与えました。 実際に、これまでもいろいろな制限があったわけです。
これを踏まえまして、先生お話しのとおり、予防的に、九六年以前に英仏におのおの一日以上滞在した場合は献血制限を行う措置を当面、暫定的に講ずる方針としたわけであります。 これについて、今後のことも含みますが、献血の減少による血液製剤の安定供給に対する影響も調査し、専門家の意見をお聞きした結果、当面、英国滞在者に対して先行実施することとしておるわけでございます。
それからもう一点、変異型クロイツフェルト・ヤコブ病対策といたしまして、本年三月七日に英仏滞在者の献血制限を行おうという方針をお示ししておりますけれども、その影響でございますけれども、日本赤十字社の調査をお願いしましたところ、このまま実施をいたしますと、全国平均で約五・五%献血者の数が減るんではないか、また東京地域、東京ブロックにおきましては九・八%の減が見込まれると、そういう状況がございます。
その結果を参考にしながら、今後、血液事業部会の安全技術調査会の方で意見を十分聞いた上で、この当該、当面の献血制限の暫定措置の実施を検討したいというふうに思っております。
このため献血制限が、一九八〇年から九六年まではイギリス、フランスとも一日以上滞在した場合はもう献血制限ということになっております。厳しいものに変わっております。これ私もちょっと確かめてみないと危ないんですけれども、そういうふうに厳しいものになっております。この未知の病気につきましては、より万全にという観点から私はこの厳しい方に変えたということは評価するものであります。
バリアント・クロイツフェルト・ヤコブ病は輸血により感染する可能性が指摘されていること、及び短期間でも危険部位の高濃度暴露によりバリアントCJDに感染する可能性が否定できないことを踏まえまして、世界的に見て最も安全性に配慮し、予防的に、一九九六年以前に英仏におのおの一日以上滞在した場合は献血制限を行う措置を当面暫定的に講ずることとしたものでございます。
そして、私もそうですが、献血後に献血制限者の対象であったということを知ることも本当に苦痛でもありますし、何よりも、二十年以上たっても献血をできないという、そういった異常な事態がずっと続いているというその不安、こういったものがいつまで続くのか、それが解明されることはあるのか。
輸血用血液製剤の献血制限についてでございますけれども、これは、委員御指摘のように、欧州の方でのBSE、そしてそれに基づく変異型クロイツフェルト・ヤコブ病の患者さんの発生等によりまして、そして動物実験の結果で、血液を経て感染するリスクというものが、これが否定できないものでございます。そういったことから、輸血用血液のリスクを低減するために行っておるものでございます。