2021-05-12 第204回国会 衆議院 内閣委員会 第23号
この事件は、一九九九年、女子大生の猪野詩織さん、当時二十一歳が刺殺をされた事件であります。メディアでもかなり取り上げられました。これは、警察、司法行政に深い自省と大きな転換を迫った事件でもありました。このとき、警察は無気力捜査と隠蔽体質ということで厳しく問われました。三人の警官が懲戒免職、書類送検をされ、有罪判決も受けております。ほかに、埼玉県警本部長以下十二人が大量処分をされました。
この事件は、一九九九年、女子大生の猪野詩織さん、当時二十一歳が刺殺をされた事件であります。メディアでもかなり取り上げられました。これは、警察、司法行政に深い自省と大きな転換を迫った事件でもありました。このとき、警察は無気力捜査と隠蔽体質ということで厳しく問われました。三人の警官が懲戒免職、書類送検をされ、有罪判決も受けております。ほかに、埼玉県警本部長以下十二人が大量処分をされました。
次にちょっと行きますが、東京新聞の二〇一九年十月二十七日のウェブ版の記事で、身の危険を感じた当時二十一歳だった猪野詩織さんの訴えに上尾の署員は誠実に耳を傾けず、告訴のもみ消しに手を染めた、民事不介入を建前に業務負担を避けてきた悪習が浮き彫りとなったと。
岡村さんの御指摘についても一つ一つの言葉が身に染みますし、また、猪野詩織さんの御両親のお話を研修という形で伺っても、やはり我々が犯してしまった報道被害の実態については、これは言い訳のできないことだという認識を強く持っております。
先日、大分遅くなってしまいましたが、これは私が四月六日の予算委員会で一体何がどうなったのか、女子大生猪野詩織さん二十一歳がストーカーに殺される殺されると何回もお訴えになったのになぜこれを取り上げてくれなかったのか、一体どういうことだったのかといったことに対しての一応の調書というか報告書をいただいております。