1957-06-27 第26回国会 参議院 建設委員会 閉会後第1号
視察の経路を申し上げますと、まず郡山で下車、日程の打ち合せ等をいたしまして、猪苗代湖までに東京電力安積流水系の三発電所及び上戸揚水場の説明を聞きながら猪苗代湖に達し、湖北を進み、さらに裏磐梯に入り、長瀬川系の三発電所を見て引き返し、猪苗代湖の排水口に当る十六橋水門より戸の日系の三発電所を経て会津若松に着きました。
視察の経路を申し上げますと、まず郡山で下車、日程の打ち合せ等をいたしまして、猪苗代湖までに東京電力安積流水系の三発電所及び上戸揚水場の説明を聞きながら猪苗代湖に達し、湖北を進み、さらに裏磐梯に入り、長瀬川系の三発電所を見て引き返し、猪苗代湖の排水口に当る十六橋水門より戸の日系の三発電所を経て会津若松に着きました。
それは、各電力会社とは違いまして——昔のように、一キロの発電が非常に安かったというふうな場合におきまして、たとえば猪苗代湖のようなものは東京電力がほとんど持っております。しこうして東北電力では、最近の高くついた発電設備を持っております。だから金利が高いということよりも、今の設備のコストが、東京電力に比べまして東北電力は非常に高くついている。しかも片一方では、電力料が非常に安いと言い得ます。
たとえば、福島地方における猪苗代湖の水は、全部東京に来ているのであります。新潟県の信濃川の水の電力は、全部東京に送られておるのであります。そうしておいて、その地元である各県が、三割、五割というきつい制限を受けなければならぬというようなことは、どう考えても納得ができないのであります。通産大臣は、これに対してどうお考えになっているか。どう措置なさろうとするか。
ただいまの東北の問題は、異常な渇水期で、一番打撃を受けたところでございまして、この二月の最初から規制を行なってきたことは事実でございますが、三月に入ってやった五割というのは、これは緊急の会社自体の措置で、実は、役所側も知らないでやったというようなことでございますので、政府としましては、直ちに会社と協議いたしまして、信濃川、猪苗代湖の電力を、百二、三十万キロワットぐらいはすぐ向うへ融通するというような
ことに日橋用流域の災害につきましては、豪雨時に際し、猪苗代湖十六橋水門の管理に種々問題があったやに聞いたのでありますが、各湖水の洪水調節、あるいは発電用貯水池の水位調整等、根本対策を考慮するとともに、気象施設等を整備し、各関係者緊密一体となって、災害を未然に防止しなければなりません。この種の問題は、単にこの地方ばかりでなく、各所に起る可能性があります。
○山本説明員 ただいまの猪苗代湖とその流出河川であります日橋川の関係について御質問があったわけでございますが、お説のように猪苗代の湖は農業用水並びに発電に利用されているわけでございまして、日橋川の流出口にあります十六口の水門の操作は、県知事の監督のもとに安積疏水土地改良区が水門を操作しているわけでございまして、東京電力は用水に支障のないように湖水を調整使用いたすことができるということになっております
○山本説明員 ただいまのお話のように、猪苗代湖の湖岸並びに下流の日橋川の沿岸につきまして、非常に被害を受けたという点につきましては、私の方といたしましても、直ちに係官を派遣いたしまして、実情を調査いたしました。その後におきましても、よく県なりあるいは東電、あるいは地元の方からもいろいろの様子について報告を受けております。
先ほど猪苗代湖のダムに関する話も出ましたが、昭和二十九年十月二十八日に建設次官の稲浦さんが、これを撤去しなければ問題は解決しないとこの委員会で言明されて以来今日まで約二年になっております。それがまだ今日計画が立たないということでは、治水の責任者として国民に申しわけが立たないのではないかと私は思います。
まず発電用貯水池の問題でありますが、福島県の猪苗代湖の増水によりまして、湖岸民と下流地区における住民との間に大きな問題を起しております。どのような問題を起しているかと申しますと、猪苗代湖の水量が非常に急激に増量して参りましたために、これを放水しなければならぬわけでありますが放水いたしますると下流民が水侵しになる。そして田が全部水侵しになって、今次災害の上にさらにまた水害を受ける。
御承知のように猪苗代湖は発電にも使いますけれども、灌漑用水におきましても重要な地位を占めておりまして、この水門の操作につきましては古い時代から操作規定がありまして、それによってその水門を操作しているのでございますが、今回の雨並びは猪苗代湖に流入いたします河川の出水は明治四十年代にございましたが、それ以来の大きな出水でございまして、水門を操作いたしますものは、安積疎水土地改良区というのが実際に水門を操作
併し今あなたの言われたような条件は、それは囚人を使つているとか、或いはダイナマイトは、殊に猪苗代湖の周辺で共産党が何しているという問題があつたから、扱うものが、工事がダイナマイトであるから、危険物であるという考慮があつたということも考えられるが、併し今の説明では、根本対策、会計検査院の指摘しているいわゆる農林省のこういう直轄工事を、できるだけ経費を節減して、有効な工事をするという建前ということが全然没却
以上が県当局及び関係当局より聴取いたしました両県の気象状況並びに稲作の生育状況でありますが、次に、現地の状況について申上げますと、福島県は、安積郡猪苗代湖周辺の月輪村、月形村、摩耶郡吾妻村、阿武隈山系の津鳥村、移村、新殿村、針道村及び相馬郡の大館村周辺の山間高冷地を、岩手県は上閉伊郡鱒沢村周辺、綾織村の開拓地、遠野試験場及び上郷村、稗貫郡大迫周辺を時間の許す限り見せて頂いたのでありますが、いずれも生育
それから愛知県の岡崎附近を通りまして、北東に向いまして、長野県飯田を経て、二十二時には諏訪の東方約五十キロの地点において二つに分かれ、一つはやや北部に寄りまして山形県方面に、一つは福島県会津方面に進みましたが、この頃から著しく勢力は衰え始めまして、第二のほうは福島県猪苗代湖附近で、前者は山形県酒田市附近で大体衰えたものでございます。以上は建設省の報告によるものでございます。
次いで電気関係では、猪苗代湖発電所、日和田給電指令町を視察し、石炭関係では常磐炭鉱の君崎坑の坑内を視察いたしました。なお湯本において労使と共に懇談いたしました。 第三班福岡班は、電気関係では、九州電力会社の名嶋、港、両発電所、九州電力本社内の中央給電指令所を視察し、石炭関係では、三井三池鉱業所の四山、三川両坑内の施設をつぶさに視察いたしたのであります。
ところがその水力電気は今どうなつているかといいますというと、猪苗代湖或いは信濃川系統、この電気というものは全部東京に来ておる。そして北陸地方におきましては、黒部川にしましても、庄川にしても、皆これが関西に行つている。こういうようなわけで、地元では却つて高い料金の電気を業種によつては使つていなければならん。
ただ違法であると言つているのは、猪苗代湖分会の電源ストですが、これは冷却期間中で争議権がないから違法であると言つているのであります。争議権がある場合は、停電ストも電源ストも正当だと言つている。また最近では横浜地方裁判所も、また東京高等裁判所でも、これは電気事業の機宜に適した争議行為である、比較的安全な争議行為であると言つている。
その野尻湖のホテルの宿泊代は必要経費と見ても、その野尻湖へ行く前に磐梯山へ行き猪苗代湖へ行つて、夜三時ころになつてその環境を知るべく寒くても船で出たりして小説を書いている人もあるわけです。そういう場合のNG、こんなことまではとうていわからないわけでありまして、要するに費用、経費が幾らかかつたかということは大ざつぱで、それでも昔よりはよくなつたので、昔は紙とインクだけ出したのであります。
○高橋進太郎君 先ほど島委員の質問に対して、福島の大竹知事はあとの残つたのについてはこれは東北電力会社をしてやらせる、こういうようなお話がございましたけれども、東北民の持つておる感情というのは、要するに例えば福島で発電された、猪苗代湖にしても、東京に持つて行つて東京ではどうか、こういうと我々の見たところでは東京ではネオンもつく、或いは各種の歓楽街においてはあかあかと電気がついておる。
一方直接あるいは傍系会社でありまする東信電気、群馬水電、上毛電力等を通じまして東京電燈は他の諸地点をます開発いたしまして、日本発送電会社か設立いたしまする前後には、猪苗代湖の湖面低下工事を完成いたしましたし、さらに今日なおわが国において最台の出力を持つておりまする信濃川の発電所を建設する等、積極的に関東地山に対する水力電源を開発しまして、電力需給の均衡を保つて参つたのであります。
貯水式は少し長く見て冬季の渇水に対しまして、水をたくさん猪苗代湖のようにためておく、そうして冬になりますれば、ためた水を利用して発電するというような方式をとつておりますが、渇水の上に電力ストによつて需給のバランスが破れて、非常に電力不足を来すような場合には、この冬季渇水のためにとつておいた猪苗代湖の水を、電力ストの需給バランスを保つために活用するとか、あるいは夜のピーク時と申しますか、今四時から八時
○伊藤説明員 この福島県におきまするところの県民の感情を、ただ事実として申し上げますれば、福島県におきましては、猪苗代湖の水系の関係と考えあわせまして、この開発に対しまして、東京電力に対しましては極端にこれを排撃いたしておりましてそうして東北電力をもつて開発をするのでなければ、われわれとしてはこれに絶対反対だというような空気が非常に濃厚であつたのを、そこに書き出してあるのであります。
結局尾瀬沼から尾瀬原を通つて北上し、中流部でやや東にそれまして、若松の附近から西のほうへ曲りまして、この曲つたところで猪苗代湖から出ます日橋川と合流しまして、新潟のすぐ北のところで日本海へ流れております。これが有名な只見川阿賀野川水系、只見川とは日橋川との合流する合流点から上流を只見川と言つております。
例えば猪苗代湖のごときは渇期水のために今までやつておつたのでありますけれども、非常に電気がなくなりますと、これを無理に使つた例も昨年もあるのであります。ダム式発電所を使つたらこれはもう絶対に火力代用としてだけ使う、こういうふうに考えるものでは私はないんじやないか、かように解釈しておるわけであります。