2014-03-27 第186回国会 参議院 財政金融委員会 第8号
その際、残念なことに通訳の誤訳がありまして、日中関係を百年前の第一次世界大戦の英独関係に見立てて、良好な経済関係があっても戦争は起こるとして、日中間の戦争の危険に言及したといった文脈で残念ながら世界各地に報道されてしまいました。今年は第一次世界大戦から百年を迎えます。世界各国、特にその舞台となったヨーロッパはこの誤訳に非常に敏感に反応したというのは非常にうなずけるところであります。
その際、残念なことに通訳の誤訳がありまして、日中関係を百年前の第一次世界大戦の英独関係に見立てて、良好な経済関係があっても戦争は起こるとして、日中間の戦争の危険に言及したといった文脈で残念ながら世界各地に報道されてしまいました。今年は第一次世界大戦から百年を迎えます。世界各国、特にその舞台となったヨーロッパはこの誤訳に非常に敏感に反応したというのは非常にうなずけるところであります。
しかし、残念なことに、日本側が用意した通訳が、第一次世界大戦の英独関係と似た状況に今あるというふうに受け止められる発言を英語でしたため、海外メディアは一斉に誤報されて問題化したということがございました。まさに先ほど申し上げた国際社会における歴史認識という、そもそも難しい、そもそもデリケートなシチュエーションで首脳の通訳者による不適切な失敗が出てしまったわけです。
ダボスで、第一次世界大戦前の英独関係と今日の日中関係を同一視した発言が物議を醸しました。欧米のマスコミは総理の発言に驚愕しています。 フィナンシャル・タイムズの社説は、一九一四年の欧州と現在の比較そのものを日本の総理大臣が容認したということは、ぞっとするほど恐ろしい、扇動的だとしています。
政府といたしましては、ただいま採択されました御決議の趣旨を十分に体しまして、日独関係を一層緊密なものへと発展させるとともに、欧州諸国との関係を強化し、世界の平和と安定を実現すべく、最大限の努力を払っていく考えであります。(拍手) ————◇————— 日程第一 犯罪による収益の移転防止に関する法律の一部を改正する法律案(内閣提出)
本決議は、日独交流史を回顧するだけでなく、豊穣な交流の歴史と真摯な歴史への反省の上に立って、日独関係のさらなる発展、そして、両国の世界平和への一層の貢献をうたうものとなるはずでした。
日独関係がこんなに良かった年はないということであります。 そして、繁栄を極めたフレンドリーな関係があるわけで、十九世紀にさかのぼって考えましても、ドイツは科学技術の分野においてもパイオニアとして活躍し、西が東と会う、東洋が西洋と会うといったような形でお互いに東西の国として相まみえてきたわけであります。 今日、堅固な平和及び民主主義の下にオープンで豊かな社会をベースにして我々は生きております。
私のスピーチの中で申し上げましたように、非常に長きにわたって非常に伝統的に良い日独関係というのは常にあったわけです。歴史は古いです、もう百五十年以上にさかのぼるということで。特にもう老若男女を問わず、ドイツにおいてはまさにそれが基本となっているんです。対日関係ということを見るに当たっては、伝統的に健康な関係だということで、年齢問わずいいイメージを持っているわけです。
二人とも、二度と三度と同じような戦争が起こらないように違うような仏独関係をつくらなければならない、違うようなヨーロッパをつくらなければならないというような考えでした。そういうことで、確かに一九六三年に、ちょうど四十五年前にそのエリゼ条約を採択しました。その後で、同じようなアプローチで共同のプロジェクトがあったんですね。
私ども、日独関係というのは経済問題を中心に、あるいは政治問題を大事に話し合われるものと思っておりました。もちろんそういうことも多うございましたけれども、特にコール首相からは日独間の文化交流というものの重要性を指摘されまして、これから文化交流を大いにやろうじゃないか、こういう御指摘がございました。
日独関係は極めて重要です。しかも、統一ドイツと我が国との交流のきずなというのは極めて大事であります。と同時に、歴史的な、文化的な遺産というものを、海外のそういう、森鴎外、明治の大文豪の一つの記念碑として生前のその様子をそのまま伝えていけるような財産は非常に大事である。
我が国として望ましいのかどうか、簡単に申せ、こういう御質問でございますけれども、正直に言って大変難しい状況でございまして、事態も流動的であるということで、大変役人的な表現になりますけれども、我が国としましては、今後両独関係がどういうふうに動いていくのか、そこら辺の動き、それから欧州全体の動きというものを慎重に見守っていきたいということしか現在では申し上げられません。
やはり同じ民族で東西分裂している、そういう二つの国の最高首脳がモスクワで久しぶりに会ったということについて、コール首相の気持ちもいろいろな点で相当盛り上がっておったのじゃないかと思いますし、このことは、ホーネッカー議長が西ドイツに行くということで、ソ連から非常な圧力を受けて行けなかったというこれまでの事実等がございまして、ですからまさにコール首相とホーネッカー議長との会談は、これからの両独関係に一つの
そういう状況の中で、ドイツにおきましてああいう姿において両独関係が設定されて、第三国もまたそれを踏まえて多彩な外交関係をいま繰り広げつつありますことは、ベトナムの場合におきましてその形がそのまま先例になるとは思いませんけれども、たいへんエンカレジングな条件の一つになるのではないかと思っております。
そこには「神速・各個撃破の妙諦」、「日独関係の強化の急務」、「獅子吼するヒトラー総統」という写真まで大きく出ております。また、「三国同盟は自然の勢」、「同志国家の血盟」というふうな書き方でもって歴史の必然性であるごとく書いております。また、イタリーの問題に触れましては「ム首相けふ獅子吼」、「対英完勝近し」——戦争してイタリーは完全に負けた。
それほど国内の、国際間の文化輸出入の関係が、需要供給の関係が対立しておりますから、これは今後の立法において十分御協議になりまして、できれば国際條約で以て文化の交流の関係の密接である日本とフランス、日本とアメリカであるとか、日独関係を復活されるよう切に希望するわけであります。
○國務大臣(吉田茂君) 私も対独関係については新聞で承知する以上に何らの情報を持つておりません。又情報を得る方法もないのでありますが、私の感じから申しますと日本の方が楽じやないか。と申しますのは賠償問題についてはイギリス、フランス、アメリカなどの間に決して利害が一致しておらないように見えます。