1961-08-01 第38回国会 参議院 外務委員会 閉会後第3号
従って、昨年の東西両独貿易協定の破棄によって、工場資材の出回りが不十分になってきておる。こういう状況でございますので、やはり東ドイツとしては、何とか今までのフルシチョフ首相の言っておる線を少しでも実現してくれという要求は強まるし、ソ連の方からも、何か最小限の要求は実現しないと、やはり熱意が疑われる。
従って、昨年の東西両独貿易協定の破棄によって、工場資材の出回りが不十分になってきておる。こういう状況でございますので、やはり東ドイツとしては、何とか今までのフルシチョフ首相の言っておる線を少しでも実現してくれという要求は強まるし、ソ連の方からも、何か最小限の要求は実現しないと、やはり熱意が疑われる。
これは学説でございますが、しからば国際慣例はどうかと申しますと、御承知のようについ最近の例でも、戦前のドイツ、イタリアは片方に中国を認めておきながら、片方では満州国に領事を派遣いたしまして、そうしてまた満独貿易協定、満伊貿易協定というような協定も結んでおります。そしてこれは中国側から見れば非常な非友誼的行為としてみなされた。そしてまた第三国もこれは事実上の承認であると認めておったわけであります。
そこで先ほど以来政務次官から申上げておりますように、昔の満独貿易協定でございますとか、只今のオープン・アカウント諸地域との協定、これはその物を、お前のほうで幾ら為替制限をするからおれのほうも幾ら許可をするというその。
○政府委員(牛場信彦君) 私は今般日独貿易協定に附属いたしまする貿易計画の改訂のために、四月の十八日に日本を出発いたしまして、六月十九日に帰つて参りました。その間約一月、ドイツにおきまして交渉に当りまして、六月の九日に貿易計画を作成いたしたわけであります。
○宮幡政府委員 ただいまの立場におきましては、通商産業省といたしましても、北沢委員のお見通しの程度のものであることを、この席上では申し上げねばならぬと考えております、しかしながらさような段階が進んで参りますようには努力を惜しむものではなく、最近締結されました日独貿易協定におきましては、例のスウィング・アカウントというものがあります。これは敢然な国際收支の第三者を介する決済方法でございません。