1985-02-21 第102回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第2号
これに対応するためには、ガス突出対策、通気対策の徹底が極めて重要でありまして、坑道展開の面におきましても、ガス抜き坑道及び通気確保のための独立分流坑道といった保安確保坑道の整備を進めることが必要不可欠でございます。 このため、坑内骨格構造整備拡充事業費補助金において新たに保安確保坑道の区分を設け、その補助限度額を撤廃することとし、総額約百三十一億円を計上しております。
これに対応するためには、ガス突出対策、通気対策の徹底が極めて重要でありまして、坑道展開の面におきましても、ガス抜き坑道及び通気確保のための独立分流坑道といった保安確保坑道の整備を進めることが必要不可欠でございます。 このため、坑内骨格構造整備拡充事業費補助金において新たに保安確保坑道の区分を設け、その補助限度額を撤廃することとし、総額約百三十一億円を計上しております。
具体的には、ガス抜き坑道とかあるいは独立分流坑道とかの保安確保坑道の整備を体系的に推進させることというふうにしておりまして、これらにつきましては補助率の改定を要求しておるところであります。
ただ、ガスが多いだろうということは当然考えられたことでございまして、対偶式通気とか独立分流とか、こういうことは当然考えてしかるべきじゃなかったかという気はいたします。
特にいま御指摘のございましたガス、炭じん、それから自然発火、こういうことを中心に、特に九卸の三片区域につきましてはガス抜きの強化、先行する払いのガスの管理あるいは掘進個所の排気の独立分流などを指導しておったのでございます。しかしながら、先生も現場においでいただきましたのでよく御案内のとおり、先ほどお話のありました人災か天災か、人災の傾向があるではないか。
その他、落盤、ガス突出がまた大きな問題でございますが、これにつきましては、ガス抜きを先行いたしまして、三カ月ないし六カ月以前から採炭個所のガス抜きを先行しておきまして、ガスを去勢しておくというような方策あるいは誘導発破を実施するというようなことで、ガスの拡散を促進する、さらには各切り羽の独立分流を実施するというような方策も講じているわけでございます。
そういうことで、深部移行等に伴う独立、分流、通気とか後退払いの実施等、近代的防止体制の拡充をはかるには、現状の制度では行き詰まっている、限界だ、補助率あるいは限度額並びに融資率をもっともっと引き上げて、国の資金を増大する以外にはない、こう思うのですが、この点のお考えを聞きたい。また、開発銀行の融資制度も、現状に合わせて復活することが望ましいのではないかと考えられます。
○多賀谷委員 この前実は三井で事故が起こって、続いてまた次に事故が起こった、あのときに独立分流をしてなかったらたいへんだったという。あとでわれわれぞっとしたのですが、幸いにして独立分流をしておりましたために、事故が少なくて済んだ、こういう経験も持っております。ですからやはり骨格坑道の問題はきわめて重大です。
予防の面におきましては、ただいま先生から御指摘がございました通気系統の問題、それから掘進につきましては、できるだけ炭を掘らなくて、岩石を掘っていく岩石坑道の掘進、それから独立分流の確立、そういうことは、監督指導のもとにおいて十分指導しているところでございます。
まず坑内の骨格構造を整備し、保安上最もよいといわれている盤下坑道による後退式採炭法による採掘と、通気を独立分流とすること、並びに従業員の保安意識を高揚させるための保安教育の強化と保安運動を積極的に展開することと思います。 全炭鉱では、保安意識の高揚対策の一環として、保安の改善について全員が提案するシステムとして、一昨年より保安診断提案運動の実施を主唱し、経営者にその実施方を要請いたしております。
それは独立分流の確立の問題であるとか、盤下坑道の掘進の問題であるとか、あるいはまた後退払いの問題であるとか、ボーリングの問題であるとかいろいろおっしゃったわけです。ところが役所のほうから各会社に対して保安の構造上のおくれはないかといういわば回答書を要求したところが、ほとんどそういうおくれはありません。
それから盤下坑道の問題とか独立分流の確立とか、後退式採用の問題、ことに前進から後退への転換期における問題、それは経営者に聞きましても、経営者のほうは、いや生産のほうは若干おくれても保安のほうの構造上のおくれがあるなんということを言いやしませんよ。ですから、まああなたのほうは、カードを出されるのはいいですけれども、実際はそういう申告をしてこない。
なお、このガスの突出がございましたところは、この地区にはガス自動警報器を設置いたしておるわけでございますが、また、同時に、この作業場の空気が他の作業場に流れない、いわゆる独立分流にこれはなっております。災害でガスが突出いたしまして、ガス自動警報器が鳴りまして、当該区域の電源遮断が行なわれたわけでございます。
山野はその後、御指摘のように、この払いについては、もし事故が起こった場合にも他の個所に影響がないようにというので、入気、排気が独立分流をしておる。それから、ガス自動警報器をつけて、自動的に電源が遮断されるようにしておる。保安施設についてはかなりその後万全を期しておる。