2005-05-12 第162回国会 参議院 法務委員会 第18号
今、独居室が取れないから、刑務所ばっかり造ればいいという問題ではない。そこら辺で御質問があって、見通しはどれくらいかと大分つつかれましたけれども、そういうことじゃなく、その見通しは立たないんです。立たない方向に持っていきたいんです。そういうことも御了解いただきたいと思います。
今、独居室が取れないから、刑務所ばっかり造ればいいという問題ではない。そこら辺で御質問があって、見通しはどれくらいかと大分つつかれましたけれども、そういうことじゃなく、その見通しは立たないんです。立たない方向に持っていきたいんです。そういうことも御了解いただきたいと思います。
独居なんてあり得ない、独居室なんてないのが今の現状でございますので、そういったことを考えるならば、やはり受刑しておられる方々も自分の精神的なものを取り戻そうと思えば環境から始まらなきゃならないということは私も存じ上げております。 そういう環境の大切さということは切々に考えておりますが、要は、お金の問題があります。
しかしながら、我が国におきましては、これまで日本人と生活習慣を著しく異にする外国人の未決の収容者に対しては、原則として独居室へ収容いたしまして、食事の面でどうしても米類が食べられない人に対してはパン食を給与するなど、食習慣の相違に配慮しているところであります。
しかし、我が国の矯正といたしましてはこういう人たちに対して日本人と同じ取り扱いをするのが原則でございますけれども、どうしても生活習慣が著しく異なっていて同じ取り扱いをできないような方々につきましては、これは未決拘禁でございますから、独居室に拘禁することは原則でございますから、外国人も原則として独居室に収容しております。
それから、第三の例は三月二十四日に起こったわけでございますが、この収容者は独居室に寝ていたわけでございますが、起床時に本人が起きてまいりませんので、職員が不審に思って調べましたところ、すでに身体が硬直し、脈拍がない、こういう状態であったわけで、直ちに登庁した医務課長がその死亡を確認したわけでございます。
それから、懲罰の手続と申しますか、懲罰の取り調べでございますが、通常は独居室に移しまして、それから工場等にも出しませんで取り調べをして事実を確定するということでございまして、管理部長を襲撃した後では独居に入れまして取り調べをしておるんでございますが、先ほど申しましたその前の、刑務所の職員に暴行の気勢を示したという点につきましては、現在この府中刑務所で独居室が大変不足しておりまして、本来ならばそういう
実際は、重病等あるいは急の病気が起こりますと、雑居でおりますような場合には、同室しております人たちがみんなで大きな声を出したり知らしてくれたりしてすぐ感知できますが、独居室におりますような場合におくれるような場合があるかもしれません。
○勝尾政府委員 ただいまの点につきましては、その電話ボックスのような大きさに終始置いたというわけではなしに、他の独居室に連行する途中、多数いましたのでそこに置いた。連行途中、そこに待機させていたということでございます。
現在ではさような少年を、まず入所いたしますと二日間、それぞれ一人独居室に収容いたしまして、それぞれの調査をいたしまして、さような非常に悪質なものと申しますか、さような者と、それからほんとうの初犯で偶発的なもので、まださような悪感化を受けていないという者との二つに分けまして、それぞれ別個のむねに収容しているわけでございます。
すなわち、収容者の悪質化のために反省独居室の不足、結局施設面の充実強化の必要性、 二は、収容者の給養の向上、すなわち現在の少年院における衣食住において現実社会とはるかにかけ離れていること、 三は、職員の不足、すなわち少数の職員で、矯正指導をなし、かつ保安の任に当っているので、個別指導が十分行き届かない状態であること、等でありました。
単独室を設けたいのでございますが、今はまだ整備されていないのが現状でございまして、この赤城のみにかかわらず、全国的にこの点を調査いたしまして、今この独居室の整備を計画をいたしております。
少年院としてもいろいろ調査をしなければなりませんので、その期間の間は、他との交渉を断ちまして、独居室に入れ、そしてよく本人たちの資質を調べるのでございますが、その期間を過ぎますと、大体七、八名から十名くらいの大きな部屋に一緒に収容して教育をいたすのでございます。
こういうところにもつと自治活動というものを持たせると同時に、また半面には独居の施設を持つて、刑務所のように昼間独居のように、規律を乱すから入れるというのではなく、夜間は独居室で寝る。昼間は皆と一緒に生活するというような、私生活の面を与える施設が必要になつて来るのであります。もつとも生活自体を見ましても、少年院というものの生活が、誠に単調で単純すぎる。
考査寮は三十人くらい収容することを基準として独居室二十、五人くらい入る雑居の部屋が二、これが一棟のものでありますが、それから閉鎖寮これは鍵がかかる、名部屋にも鍵がかかる鉄格子が入つたものでありますが、これを三棟、名棟に独居室三十を設ける、それから今度はだんだん開放的な処遇をしますので半開放寮、これは二百名収容を基準として、そのうちの一棟は独居室だけで三十室とする、それからもつと進みまして開放寮、この