1999-11-10 第146回国会 衆議院 法務委員会 第3号
自分を見ていて思うのですが、やはり特権的というか、とかく独善的傾向に陥りやすいわけであります。そういう傾向が法曹三者にはあるわけでございまして、その点はよくよく留意いただいて、この司法改革には前向きに、謙虚に、虚心に取り組んでいただくことを希望する次第でございます。
自分を見ていて思うのですが、やはり特権的というか、とかく独善的傾向に陥りやすいわけであります。そういう傾向が法曹三者にはあるわけでございまして、その点はよくよく留意いただいて、この司法改革には前向きに、謙虚に、虚心に取り組んでいただくことを希望する次第でございます。
さらに具体的にいかなる点で一体自分で描いておったあるべき姿と現実の姿が違っておったか、その具体的な点はどうかという質問に対して、主として、意に反する転任が行なわれておる、それから職場の雰囲気が民主的でない、それから勤務評定によって独立が脅かされておる、司法行政によって独立が脅かされ、使命が果たせない、また裁判官について主観的、独善的傾向がある、官僚主義、権力主義的傾向の強い者がいる、出世主義的傾向が
しかも、このような独善的傾向は、最も重要な今後の電信電話事業拡充計画遂行の根幹となるべき要員対策に関しても全く同様であります。
しかしながら、実際現実の状態を見ますると、司法及び警察の機関の行動は旧態依然たるものがあると考えられる節が多々あるのでありまして、これは旧憲法時代と比較して決して改善されておらないばかりでなく、かえってこの両機関の独善的傾向を非常に強くした感さえあると私は思うのであります。従って、私は、もっぱらこの司法機関の動向について当局の所信を伺いたいかように考えておるわけであります。
(拍手) さらに吉田内閣の独善的傾向は、数数の人事問題の失敗の上に現われておるのであります。齋藤国警長官問題について遂に横車を通し得なかつた政府は、飯山水産庁長官を懲戒免官として、人事院において敗訴する等、黒星を重ね、蜷川中小企業庁長官は、明朗ならざる理由によつて退官を余儀なくされ、最近の木内次長検事問題についても多くの非難を買つたことは、いまだ耳新しいところであります。
第一には、通産大臣、通産局長の法の実行にあたつては、極力独善的傾向を排除し、鉱害賠償に関連する争議、鉱業権の取消し、鉱区の増減、施業案の変更等に対する処分など特に利害関係の対立する問題の解決に当つては、労働者、経営者、学識経験者等、各層の意見を十二分に取入れ、法の執行に当る必要があると考えます。
またその権能の点から見まして國政上の重要案件を審議するということに愼重を要するものであつて、審議の愼重性というような観点から考えますと、必ずしも一院制によつて絶対多数にのみこの基準を置くことになりますと、場合により一院の独善的傾向の問題が起る、また議院運営上における議案の審議の愼重という点、いわゆる復審的な審議という点において一院制は二院制に比較しまして短所があると言われてもいたしかたがないというふうに
そうであるならば、被害を與えた、すなわち加害者の立場に立つ警察の一方的な報告書をもつて、これが妥当なる信頼すべきものであるというような考え方は、いわゆる官僚的な一つの独善的傾向であると私は思うのであります。いかなる場合にも、しばしばその官僚の一方的、独善的な態度をもつて事が処理し盡されて、今まで不問に付せられて参つたのであります。