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16件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

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1977-12-09 第83回国会 参議院 本会議 第2号

わが党は、去る十一月二十一日、政府管掌健康保険五つの問題と五つ対策という案を発表し、その中で、独占薬価引き下げ財政問題解決の第一に挙げております。薬価を二割引き下げれば約一千二百億円健康保険支出を減らすことができるのです。製薬企業は、医療保険制度に寄生して、大もうけ——この不況の中でも、大もうけをしています。

小笠原貞子

1977-04-14 第80回国会 衆議院 本会議 第18号

政府は、独占薬価引き下げるのは自由経済のたてまえから問題だというようなことを言っておりますが、そもそも薬価基準とは、国民の拠出した保険料によるところの薬剤等購入価格であり、他の普通の商品と同一に扱うことのできない、いわば当然社会的規制を受けるべき性格のものであります。(拍手)すでにアメリカやフランスでも、医療費増大を抑える重要な対策として、政府がこれに介入をしておるではありませんか。  

浦井洋

1976-03-04 第77回国会 衆議院 社会労働委員会 第3号

田中(美)委員 ほかの健康保険もそうですけれども、私はむしろ独占薬価の問題というものが——いま企業がいかに悪どいことをしているかということは、ロッキード問題、丸紅の商法というのは氷山の一角でありまして、大きな独占薬価健康保険に寄生して、それを食い物にしているという点が大きな問題だというふうに思います。

田中美智子

1973-09-14 第71回国会 参議院 社会労働委員会 第25号

第三の反対理由は、医療費の中で薬剤費の占める割合がいまや五〇%近くになっており、保険財政赤字の主要な原因になっているにもかかわらず、自民党政府は大製薬会社独占薬価に何らメスを入れようともしない態度は納得できないことであります。  なお、今回の改正案及び修正案には現行法に比し若干の給付改善策が見られますが、しかし、その中にも多くの問題を含んでおります。

沓脱タケ子

1973-06-25 第71回国会 衆議院 社会労働委員会 第33号

それから独占薬価を規制して薬価基準を大幅に引き下げる、これは早急にしなければ、健康保険制度というものは、先ほど話しました医療機器産業の進出にもよってめちゃくちゃにされてしまうということがあると思います。  いつでもどこでも、だれでもが十分な医療を受けられるということを国民は一番望んでいる、この観点に立たなければ、どんな医療制度も実際には意味をなさないものだというふうに思うわけです。

田中美智子

1973-06-25 第71回国会 衆議院 社会労働委員会 第33号

田中(美)委員 いま薬のことについても適切にやっている、いままでの怠慢は一応反省して、たな上げするということは、それでいいとしましても、薬代の問題は、ただ薬価基準の問題を考えるということだけでは正しい対応になっていない、独占薬価をどうするかということにまでメスが入ってない、一番中心のところにメスが入ってないということ、それから病人の増加に対しても高額医療費を多少出したからとか、そういう難病などに対

田中美智子

1973-05-09 第71回国会 参議院 本会議 第15号

また、健保財政赤字を解決するためには、何よりも大製薬会社の不当に高い独占薬価引き下げることが急務であります。過日、イギリス政府は、スイスの製薬会社精神安定剤について大幅な値下げ命令を出しました。この薬品は、わが国では、武田薬品が「コントロール」という製品名で販売しており、その薬価基準イギリス価格の四・三倍、イタリアの約百八十倍という驚くべき高値となっているのであります。

小笠原貞子

1972-05-26 第68回国会 参議院 本会議 第17号

一刻も早く、無限に営利を追求できる現物給付、出来高払い制度を改め、医師など医療担当者技術を適正に再評価するとともに、技術料中心診療報酬体系調剤報酬体系の二本立てのもと、チェック技術としての医薬分業を強力に促進し、少なくとも、薬の多少で利益を得るような薬価点数システムを廃止し、独占薬価を抑制するなど、収入面をはかる前に、まず支出面の改革が先決の問題であると言わなければならないと思うのであります。

須原昭二

1972-05-26 第68回国会 参議院 本会議 第17号

私は、政府が以上の措置をとりさえするならば、国庫補助二割で千五百五十六億円、独占薬価引き下げで七百四十億円となり、四十七年度千三百億円の赤字は十分に解消できるということを強調いたしたいと思います。  最後に、今後の医療制度の根本についてお伺いしたいと思います。  今日、国民が心から求めているものは、だれもが、いつでも、どこでも、ただでかかれる。行き届いた医療保障制度であります。

小笠原貞子

1972-05-12 第68回国会 衆議院 社会労働委員会 第25号

私はこの九〇%バルクライン方式自身も検討する必要があると思うし、全体として独占薬価の問題についてメスを入れていかなければ、今後十数年間の歴史を見たら、二〇%段階から三〇%、四〇%、この調子でいったら、保険財政の過半数以上に発展していくという位置をこの薬剤費によって占められていくんじゃないか。将来必ずこの問題が重要な負担問題になってくるだろう、こういうふうに言わなければならぬと私は思う。  

寺前巖

1971-07-24 第66回国会 参議院 社会労働委員会 第2号

それに比べて六八%から七六%にずっといま下半期で上がってきておるということになりますと、この薬価基準というものが非常に独占を太らしているということで、どうしてもこの医療問題というものを解決するためには、この独占薬価という問題にメスを入れなければ、これは解決できないと思うのですけれども、その点はどういうふうにお考えになっていらっしゃいますか。――大臣でいいですよ。

小笠原貞子

1971-05-18 第65回国会 衆議院 社会労働委員会 第26号

しかもみんなが安心してお医者さんにかかれるという状態をつくることが必要だ、そういう方向で考えていくならば、一つ独占薬価についてメスを入れなければならないんじゃないか。また、国の医療負担についても、これではだめなんじゃないだろうか。与党の自民党さんのこの委員会におけるところの質問の中でも、五%負担に対する批判が出されました。私は当然だと思います。

寺前巖

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