2007-06-18 第166回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号
そんな中で、今、私が、上五島というところ、ここは今、離島については、航路は、運送会社の独占航路がほとんどである。これを規制緩和すべきだと僕は十二年前から国会で主張してきたんですが、ようやく規制緩和されたかと思ったら、指定航路制というのを設けた。この指定航路制で、なかなか自由な航路ができなくて、五島に参入したい船会社が何便か私のところに相談に来たんですが、みんなできない。
そんな中で、今、私が、上五島というところ、ここは今、離島については、航路は、運送会社の独占航路がほとんどである。これを規制緩和すべきだと僕は十二年前から国会で主張してきたんですが、ようやく規制緩和されたかと思ったら、指定航路制というのを設けた。この指定航路制で、なかなか自由な航路ができなくて、五島に参入したい船会社が何便か私のところに相談に来たんですが、みんなできない。
しかし、現行法では、独占航路といいますか独占就航しておるものについては、これは補助の対象になるわけでありますが、競合して航路があって就航しておる場合はこれは補助の対象にならぬと、こういう不合理があるわけだ。
従来ここは独占航路でございまして、ほとんど独占的にフェリーの経営を行なっていたにもかかわらず、こういうような状態になったことにつきましては、やはり官庁的な経営の問題点があるのじゃないかというようにわれわれは考えるわけでございます。
それに向って、お客さんの臨時船が出ることは——関西汽船としてはサービスは一つもよくならない、あれは独占航路だ、ほかのものに許せというと、運輸省はこれは許さぬ。そういうところへ、遊覧船が出る。いつもじゃましているのは、ピアを自分がこしらえたのだといって、今度その観光港ができ上ってしまえばそれでいいが、あれも去年台風でもってやられて、今やや直っている。まだ使っていない。
ところで伊豆諸島がなぜ官吏が暮しにくいかというと、申すまでもなく独占航路でございまして、船会社がとりほうだいの運賃をとつておる。それがために物価が非常に高騰しておるような次第なのでございます。のみならず、島というところは非常に土地がやせている。一運の富士火山帶でございまして、島へ参りましても、ほとんど山岳地帶で、地面は石だらけで耕地がほとんどないのでございます。
それに航路が独占航路でありますので、運賃が非常に高いために東京から参ります食料品その他が暴騰しております。それで向うの官庁職員が非常に困つておる次第でありますが、土地がやせておるところにもつて来て、富士火山あたりから尾を引いた列島になつておりますが、今まで飛行場にされまして至るところ砂が地上五寸、一尺くらいずつと引かれまして、耕作地がほとんどなくなつておる。