1995-03-28 第132回国会 衆議院 商工委員会 第7号
問題点といたしましては、幾つかございますが、例えば第一に、電気というのは御案内のように代替エネルギー、かわるべきエネルギーというのがほとんどないわけでございまして、地域独占下の電気事業者に料金の自由度を与えてみましても多分直接の価格競争というのは惹起されない、需要家に料金引き下げ競争のメリットが及ばないのではないかという点。
問題点といたしましては、幾つかございますが、例えば第一に、電気というのは御案内のように代替エネルギー、かわるべきエネルギーというのがほとんどないわけでございまして、地域独占下の電気事業者に料金の自由度を与えてみましても多分直接の価格競争というのは惹起されない、需要家に料金引き下げ競争のメリットが及ばないのではないかという点。
独占下にありましたが、今日なお存在している。そういう意味からいって、この象の存在を金縛りにすることが公共の福祉に役立つのか、これはちょっと違う議論だと私は思うのです。
それから、「また独占性の問題については、たばこの価格の決定について、国民、消費者の利益を適正に担保する措置を講ずることとすれば、独占下にあっても緩和化は可能である」、こういうことになっておるわけでございます。 それでこの法定制緩和の問題は、いままで国鉄の場合にも議論されたところでございます。
この点につきましても、それは弾力化することは望ましいだろうけれども、現在専売は独占になっておる関係から、独占下において国民の代表である国会がどの程度たばこの価格に介入することが望ましいか、どの程度までは大蔵大臣の権限に譲っていいか、そういったむつかしい問題がございます。
いままで金融機関の独占下にあった証券会社をこれによって独立させる、金融機関の独占支配から免れさせるということは、その限りにおいては非常にいいと思うのです。 さてそこで、相変わらず金融機関が社債の面においても猛威をふるっておるのではなかろうかということについて、ちょっとお伺いいたしたいと思うのです。
○野間委員 結局、そういう点から考えますと、合繊あるいは天然原料、こういう原料については、大手の合繊メーカーあるいは大商社、これらの独占下にあるわけですね。
ところが利用公衆の保護の方に重点がいき過ぎますと、実は利用公衆の保護というのは、安いということのほかにサービスの確保もしくはサービスの向上——独占でありますからして、サービスの向上ということを積極的にやらなければ、自由競争ではサービスの向上は行なわれますが、独占下においてはほうっておけばなかなか行なわれない、そのサービスの向上をさせるということも、これもまた利用公衆の利益になるのであります。
御承知でもありましょうが、シンガーミシンは非常に長い間の業績を持ちまして、その大きな資本力にものをいわせまして、イギリスあるいはカナダ等におきましても、その国内のミシン工業というものを全部シンガーの独占下、支配下に置いてしまいまして、ほとんどシンガーの独占的な威力を誇っておるのは御承知の通りであります。
しかし資本主義や独占資本主義がこれだけ跋巵して、金融というものが資本主義の独占下にのり、また一般の資本主義を是認している現在においては、どうしてもある程度引合うベースにしてやらなければ、その方に資金が流れて行かない。だから資金が流れて行くようにするのには、許可制にするとか、法律にするとか、その他一方弊害を取締る。
これによつて、英米の独占下に置かれました日本市場を、公正自由な市場に回復させるためにあつたというのであります。 一方、売手側のイランの状態はどうであつたかと申しますると、従来永年に亘りまして英国のアングロ・イラニアンの独占的な開発、販売するところでありまして、年々莫大な利益を上げて参りましたが、この利権料が安過ぎるというので、イラン、英国両者の間に紛争が絶えなかつたのであります。
○政府委員(鳥居博君) 只今の御質問は、廣告放送を行う結果、廣告主の影響のために放送がその方面の独占下に置かれはしないかという御質問であると思うのであります。これにつきましては、私共そういう点を考慮いたしまして、愼重に考えたのでございますが、法律で以て規定いたしております範囲は、飽くまでも放送は不偏不党に行え、こういうことのみを規定いたしました。