2011-08-11 第177回国会 参議院 予算委員会 第24号
項目Aは平和に対する罪、項目Bは通例の戦争犯罪、項目Cは人道に対する罪とされました。そして、この項目AやCについては事後法として定められたものです。今している行為について五年後、十年後に新しく定められた法律によって遡って裁くことは、例えばじゃんけんが終わってから誰が勝ちなのかのルールを後付けで決められるようなものです。これは法治国家の罪刑法定主義に反する事後法であります。
項目Aは平和に対する罪、項目Bは通例の戦争犯罪、項目Cは人道に対する罪とされました。そして、この項目AやCについては事後法として定められたものです。今している行為について五年後、十年後に新しく定められた法律によって遡って裁くことは、例えばじゃんけんが終わってから誰が勝ちなのかのルールを後付けで決められるようなものです。これは法治国家の罪刑法定主義に反する事後法であります。
だから、いろいろ犯罪項目がありますよね、けん銃の問題とか麻薬の問題とか。 前田大臣として、いわゆる今後の、どういうのですかね、犯罪で一番注意しなくてはならない、これはプライオリティーナンバーワンで重きを置かなくてはならないという分野がありましたら教えてください。
これは物品税等の二十一品目について、検査官が来て検査をする、そのときに検査を拒否した場合には、間接国税に対する検査拒否犯という犯罪項目がありますね。これに対して、いや私のところは、そういうような企業の秘密でございますから、見せるわけにはまいりませんというようなことで、拒んだり、あるいは妨げたり、あるいは忌避した場合は三万円以下の罰金だ。
特定犯罪項目として、承るところによりますと、通貨偽造、有価証券偽造、それから公務員の犯罪とか、国有に関する施設、通信あるいは鉄道、それらに関する犯罪であるとか、それから内乱罪とか騒擾罪とか、いろいろあげてありますが、とにもかくにもこういう犯罪のときに、国警は自警の地域内に捜査権を執行することができるというようにすることは、われわれ根本的に考えなくてはならぬことだろうと思います。