2002-05-28 第154回国会 参議院 外交防衛委員会 第17号
実は、この日韓の犯罪者引渡し条約、私、一方ならぬ思い入れがありまして、私は前々から、日本とアメリカの間にこういう条約はあるんですけれども、それが昭和五十五年にできて、それ以来どことも結ばれていない。日本と韓国、これは一衣帯水、もう本当に目と鼻の先にあって、大勢の人が国際化に伴って往来をしていると。その中には当然数多くの犯罪者も含まれていると。
実は、この日韓の犯罪者引渡し条約、私、一方ならぬ思い入れがありまして、私は前々から、日本とアメリカの間にこういう条約はあるんですけれども、それが昭和五十五年にできて、それ以来どことも結ばれていない。日本と韓国、これは一衣帯水、もう本当に目と鼻の先にあって、大勢の人が国際化に伴って往来をしていると。その中には当然数多くの犯罪者も含まれていると。
この犯罪者引渡し条約というのもその一環だと思うんです、我々考えましてね。そこで、今私が挙げました中国その他の国々ともやっぱりこういう条約を早急に締結する必要があると私は思っております。もちろん、これが解決のすべてじゃありませんけれども、その一里塚の第一歩であることは間違いないわけですから、どうかひとつ、こういう国々との条約、特に中国、大変難しいわけですけれども、これをどうするかと。
それから、韓国の関係ですけれども、今、国会に二国間の犯罪者引渡し条約が提案されておるわけでありまして、これ全く同じような問題と言ってもいいわけですからね。犯罪者の引渡しをお互いやり合うと。同時に、受刑者をどうするかと。