1949-10-24 第5回国会 参議院 法務委員会 閉会後第10号
○大野幸一君 休会中の議員派遣といたしましていわゆる北海道第一班を構成いたしました法務委員大野幸一、同來馬琢道、同深川タマヱ及び法務委員会專門員長谷川宏、同調査員及川泰吉の五名は八月六日より十四日間北海道の函館、小樽、札幌、室蘭等の各地に派遣せられまして、一般調査といたしまして少年犯罪の一般的状況とその処理、町の顔役及び暴力團体の実態及びこれらの犯罪檢挙、更に賣春取締の状況、これを一般的調査といたしまして
○大野幸一君 休会中の議員派遣といたしましていわゆる北海道第一班を構成いたしました法務委員大野幸一、同來馬琢道、同深川タマヱ及び法務委員会專門員長谷川宏、同調査員及川泰吉の五名は八月六日より十四日間北海道の函館、小樽、札幌、室蘭等の各地に派遣せられまして、一般調査といたしまして少年犯罪の一般的状況とその処理、町の顔役及び暴力團体の実態及びこれらの犯罪檢挙、更に賣春取締の状況、これを一般的調査といたしまして
捜査技術の合理化といつたような立場から犯罪鑑識ということがいろいろ叫ばれておつたのでございますが、これらの点はむろん関連なしとは申しませんけれども、犯罪檢挙率の向上というよりも、犯罪捜査技術の倫理化的な色彩がかなり多くて、そういう方面からこの科学捜査の振興ということが一面叫ばれておることも、これは事実だろうと思うのであります。
次に御承知の通り、後戰後著しく増加して参つたいわゆる街の顔役及び暴力團体の実態及びこれらの犯罪檢挙の状況、封建思想の温床若しくは暴力手段による事態解決を常套とするものと目される街の顔役及び暴力團体即ち博徒、テキヤ等繩張りを持ち恐喝、暴行、脅迫等の犯罪を常習とする者、露店業、土木建築請負業、人夫請負業、興行師を標榜しているが、その業務の実態その他の状況から観察して暴力團体的色彩が濃く、不法若しくは不当行爲
○大泉委員 当然犯罪檢挙とかあるいは予防とかいうような犯罪件数の多いところには多く配置しなければならぬと思いますが、ともかく自治体警察の設置というものは、先ほど中島先生がおつしやつたように、自治体の住民一人一人が警察の心になつて、いわゆるどろぼうとか、凶惡犯人とかいうものの住みどころがなくなるというように徹底したものでならぬ。
○高橋政府委員 海上保安官関係の犯罪檢挙件数、人員等についてただいま手元に調査のできておりますものを申し上げますと、昨年五月から十二月までの八箇月間に全体で三千七百三名の人員を檢挙いたしております。
これは我が國の経済状態が漸次常態に復するまでの暫定的行政措置でありまして、從來経済統制励行のためには、いわゆる経済警察の活動による檢挙取締等の面に重きを置き、主として警察官憲にその任務の遂行を任せておつたかの感があつたのでありますが、複雑なる経済現象の主に発生する違反行爲等に対しては、單に犯罪檢挙の建前に囚われず、一般國民に対して、啓発、宣傳、指導等を徹底させて、犯罪の予防措置を講ずる必要があるというのであります
從つてその場合は、それに至る前提と申しますか、これを発見するに努める仕事でございまして、この程度の最小限のものでもありますれば、これが一つの犯罪檢挙の糸口になる。かように考えましてこの法文を設けた次第であります。
たとえて言えば、臨時物資需給調整法の規定に基いて、商工省が甲という者を、Aという違反事件で檢挙したという場合に、本法律においてもやはり同一の犯人につき同一の事柄について檢挙ができることになるのですが、そういう犯罪檢挙が競合した場合には、どちらが権力をもつことになりますか、同一犯人、同一事物に対して、たとえば農林省の経済査察に関する職員と、本法に基く経済査察官とが競合して、その取締りにかかつた場合において
その後のわが國内における犯罪檢挙の数字等についてみまするに、在留民の数に比較して犯罪件数が、朝鮮残留民の関係するものがすこぶる多いことは、まことにわれわれの遺憾とするところでありまして、昨二十二年中に起つた犯罪件数は、朝鮮人関係において一万を突破しておるのであります。
もう一つ高輪管内で私自身が見聞したことは、一番犯罪檢挙の容易な方へ警察官は向いて行くという事実であります。重罪犯人を捕えることはむずかしいので、そこへ向うよりも、やさしい方を余計捕まえて行くということが、警察官の一般の傾向であります。
○國宗政府委員 御承知の通りに刑法犯の運用につきましても、訴訟法上起訴猶予の制度がありますので、從來その犯罪の取扱い方について、非常に微罪であるというものにつきましては、一定の基準を指示いたしまして、そうしてこの程度のものはただちに処罰の対象にしなくてよろしいということが、從來の警察官に対しまする犯罪檢挙の運用といたしまして、指示されているわけであります。
と同時に、他面一月三十日仙台の檢事正を中心に関係者の打合せを行いまして、でき得る限り犯罪檢挙に努めまするとともに、内事局の方へ連絡いたしまして、全國的なる列車内の秩序及び犯罪の檢挙につきまりて、御協力方をお願いいたしておるようなわけでございます。
それに対して、必要のあるときには申し入れるのもよかろうということを言つておられまするが、今までには連合軍にさような申し入れをせられたことがないということは、今日の答弁においてはつきりいたしますが、將來かような点が必要であるという場合には、ぜひ申し入れてその了解を求めて、必要な方が乗せてもらつて犯罪檢挙を徹底的に速やかにやつていただきたい。
今日の日本の状態からみまして、すべてにおいて資材の不足を告げているということは、ただいま現実の問題でありまして、あるいは無理かもしれませんが、今日のような世相において、犯罪檢挙あるいは防犯等に対しまして、十分当局の手腕を発揮させることが民生安定の上からみまして急務中の急務と考えますから、内務当局におかれましては、資材問題についでは特に注意を拙いましで、警視廳から要求のあつた資材については安本等とも十分相談
なお警察の事務状況につきましては、犯罪檢挙送致件數人員調べ、昭和二十二年六月三日關警察署調べによりますと、昭和二十年度の檢挙件數七百九十七、二十一年度は八百二十二、二十二年度は五月末現在で四百八十三でありまして、送致件數及び人員においては、昭和二十年度が二百三十二件三百四十二人、二十一年度が三百七十六件、四百九十六人、二十二年度は五月末現在で二百二件、三百十五名であります。
政府の発表されておりまする不良青少年の犯罪檢挙の件数は、統計によりますると、必らずしも著しく増加しておるようにはなつておりません。併しながら実際のことといたしましては、未檢挙の不良青少年の暗躍振りというものは、誠に寒心に堪えざる状況にあると思ひます。敗戰日本再建の容易ならんことと思い合せまして、戰慄をさえ覚えるのであります。