1975-03-27 第75回国会 参議院 法務委員会 第7号
この犯罪予防更生法の一部を改正する法律案の提案の御説明といたしまして、この間大臣から「近時、恩赦上申事件が逐年増加の傾向をたどっており、特に、無期刑による仮出獄者、死刑確定者、刑の執行停止中の者などについての事案の複雑な恩赦上申事件の増加傾向が著しいため、非常勤の委員では十分な調査及び審理が期待」できなくなったので、迅速かつ適正な審査を行うために今度この改正に及んだということでございますが、まず、この
この犯罪予防更生法の一部を改正する法律案の提案の御説明といたしまして、この間大臣から「近時、恩赦上申事件が逐年増加の傾向をたどっており、特に、無期刑による仮出獄者、死刑確定者、刑の執行停止中の者などについての事案の複雑な恩赦上申事件の増加傾向が著しいため、非常勤の委員では十分な調査及び審理が期待」できなくなったので、迅速かつ適正な審査を行うために今度この改正に及んだということでございますが、まず、この
○加瀬完君 犯罪予防更生法の目的は、「犯罪予防の活動を助長」することだと書いてありますが、これは犯罪者予防の活動を助長することもその一つだというように承ってよろしゅうございますね。
○議長(船田中君) 日程第八、犯罪予防更生法の一部を改正する法律案を議題といたします。
また、執行猶予の規定をよく調べてみると、執行猶予の条件として、日本の犯罪者予防更生法第三十三条の保護観察中に犯罪を犯したことのないことが執行猶予をつける条件になっておりますが、沖繩の犯罪予防更生法というのは一体どうなっておるのか、はたして日本の法律と同じであるかどうか。
ところが、実際において行きどころのないというために非常に困難な場合が起るという点もございましたので、今回の執行猶予者の保護観察におきましては、犯罪予防更生法においては考えていなかつた保護観察に付する旨の判決があつて、確定前においても、その環境の調整を本人の申出によつて保護観察所の所長がなし得るというような点を考慮しております。
その後この犯罪予防更生法ができまして、その割合は同じでございますが、十分調査をいたし、真に仮出獄さすべき人を仮出獄させるということに努め、また仮出獄後の保護につきましてもできるだけの努力をいたしておりまして、この法律施行前の仮釈放の取消しの割合よりも、この法律を施行いたしましてからその取消しの率が相当顕著に減少いたしておるような実情になつております。