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51件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

2017-06-14 第193回国会 参議院 本会議 第32号

法案では、犯罪主体について組織的犯罪集団限定されている以上、これと関わりのない一般方々犯罪嫌疑が発生する余地はなく、捜査対象になることは考えられません。加えて、LINEやメールなどの通信が本罪の嫌疑を理由に傍受されることもなく、テロ等準備罪の新設は、現在の捜査の在り方に何ら影響を与えるものでもありません。  

佐々木さやか

2017-06-08 第193回国会 参議院 法務委員会 第17号

政府は、組織的犯罪集団の例として暴力団テロ集団などを挙げてまいりましたが、そして、あたかもその構成員でなければ犯罪主体とならないように説明してきたわけですが、少なくともそうではないわけです。  では、この組織的犯罪集団とは何なのか。大臣は、国内外犯罪情勢等を考慮すれば、テロリズム集団暴力団、薬物の密売組織などに限られると繰り返し答弁をされてきました。しかし、なぜそこに限定されると言えるのか。

山添拓

2017-06-01 第193回国会 参議院 法務委員会 第16号

第二に、法文上、犯罪主体組織的犯罪集団に限られることを明記した上で、対象犯罪につきましても、組織的犯罪集団が関与することが現実的に想定される重大な犯罪限定することといたしました。  このことは、過去の国会審議等におきましていただきました様々な御指摘を踏まえ、政府として真摯に検討を重ねた結果であり、遅過ぎたということにはならないと考えております。

飯島俊郎

2017-06-01 第193回国会 参議院 法務委員会 第16号

過去の法案においては、この組織的犯罪集団という文言やこの定義明文で定められていなかったことを前提に、対象犯罪限定すること、これを行ってこなかったわけですが、その後、国会審議を経て、より一般の方がこの犯罪対象にならないことを明確化することが必要である等の認識の下にこの法案を吟味し、そしてこの条約オプションをしっかり活用することで、法文上この犯罪主体組織的犯罪集団に限られることを明記した上で

岸田文雄

2017-05-30 第193回国会 参議院 法務委員会 第15号

当時のその過去の法案との関係でございますが、過去の法案組織的な犯罪共謀罪におきましては、対象犯罪につきまして、団体の活動として罪に当たる行為実行するための組織により行われるものと規定をして、犯罪主体についても単に団体とのみ規定するにとどまっていたということで、この今回の法案に規定する組織的犯罪集団という文言定義明文で定められていなかったと。

水嶋光一

2017-05-30 第193回国会 参議院 法務委員会 第15号

今回は、その対象犯罪とは別に、対象犯罪とは別に、その犯罪主体組織的犯罪集団でなければならないという形で法律要件といたしましたので、その際に、その組織的犯罪集団であるかどうかの成立要件の中に、その目的犯罪に掲げる、別表第三の中に掲げられている罪を共同の目的としているかどうか、これをまずあらかじめ、犯罪成立するためには、そこを満たさないと対象犯罪が何であるかというところの判断に至らないという形で限定

林眞琴

2017-05-29 第193回国会 参議院 本会議 第27号

他方、今回の法案テロ等準備罪においては、一般方々処罰対象とならないことを明確にするという観点から、本条約が認めるオプションを、法文上、犯罪主体組織的犯罪集団に限られることを明記した上で、対象犯罪についても、組織的犯罪集団が関与することが現実的に想定される重大な犯罪二百七十七個に限定をいたしました。  

岸田文雄

2017-05-23 第193回国会 衆議院 本会議 第27号

まず、犯罪主体を、重大な犯罪実行を結合の目的とする組織的犯罪集団法文で明確に限定しています。そして、行為は、具体的、現実的な計画と、それに基づく準備行為を必要としています。この三重の限定により、組織的犯罪集団とのかかわりのない一般方々処罰されることはなく、従前政府が提出した共謀罪に対し示された、内心の自由を害するのではないかとの懸念も払拭されております。  

吉田宣弘

2017-05-19 第193回国会 衆議院 法務委員会 第18号

その犯罪において、例えば、犯罪主体限定していない犯罪類型とそれから限定している犯罪類型、それぞれ犯罪類型の定め方で異なりますが、今回は、組織的犯罪集団というものを主体とするという形での限定が加わっておることでございます。  したがいまして、その限定を無視して捜査を行うということは、これは捜査としては違法になるわけでございます。

林眞琴

2017-04-25 第193回国会 衆議院 法務委員会 第13号

繰り返しますけれども、法案は、犯罪主体を、現行法前提に、さらにそれを限定しようとするものです。仮にそれが限定として不十分だというのなら、現行組織的犯罪処罰法主体要件はさらにそれ以上に限定として不十分であり、濫用の可能性を持つことになりそうですが、実務上、そのような問題があることは聞いたことがありません。  

井田良

2017-04-21 第193回国会 衆議院 外務委員会 第11号

質問させていただきますけれども、今まで政府答弁で、犯罪内容に応じて選別することは国際組織犯罪防止条約上、このTOC条約上できないものと考えているという政府答弁があった上で、今回の法案審議する上で岸田大臣が本会議で、そういうこの考え方は生きている、ただ、今回の法案自体は、一般方々処罰対象とならないことが明確になるよう、法文上、犯罪主体組織的犯罪集団に限られることを明記した上、そこが大きな違

寺田学

2017-04-21 第193回国会 衆議院 外務委員会 第11号

今回のこのテロ等準備罪においては、法文上、犯罪主体組織的犯罪集団に限られる、こういったことを明記したわけであります。これは、今までの国会審議の中で、一般方々対象になるのではないか等さまざまな不安が寄せられた、こういったことから、今回の法律は、犯罪主体組織的犯罪集団に限られることを明記する、こういったことを今回の法案テロ等準備罪においては行ったわけであります。  

岸田文雄

2017-04-21 第193回国会 衆議院 法務委員会 第12号

水嶋政府参考人 今大臣から御答弁がございましたが、今回の法案につきましては、テロ等準備罪ということで、法文上、犯罪主体組織的犯罪集団に限るということを明記してございます。また、対象犯罪についても、組織的犯罪集団が関与することが現実的に想定される重大な犯罪というふうに限定をしています。  

水嶋光一

2017-04-14 第193回国会 衆議院 法務委員会 第10号

一般方々処罰対象にならないことが明確になるように、この法文上、犯罪主体組織的犯罪集団に限られるということを限定した上で、この対象犯罪についても、組織的犯罪集団が関与することが現実的に想定される犯罪、これが二百七十七と、今の委員の御指摘でございますが、限定したということになるわけであります。  以上です。

武井俊輔

2017-04-07 第193回国会 衆議院 外務委員会 第9号

しかしながら、一方、今回は、法文上、犯罪主体組織的犯罪集団に限られることを明記した上で、対象犯罪についても、組織的犯罪集団が関与することが現実的に想定される重大な犯罪限定したんだということを言っておりますが、井野法務政務官、これはつまり、条約の解釈を変えてこういう判断になったということですか。

小熊慎司

2017-04-07 第193回国会 衆議院 外務委員会 第9号

その上で、今回の法案テロ等準備罪においては、一般方々処罰対象にならないことが明確になるよう、法文上、犯罪主体組織的犯罪集団に限られることを明記した上で、対象犯罪についても、条約組織的な犯罪集団が関与する重大な犯罪限定することを締結国に認めていることを活用し、組織的な犯罪集団が関与することが現実的に想定される重大な犯罪限定したものであります。

小田原潔

2017-04-07 第193回国会 衆議院 外務委員会 第9号

今ほど小田原政務官が答えたとおり、犯罪主体組織的犯罪集団に限られることを明記する、明記した上で、対象犯罪についても、組織的犯罪集団が関与することが現実的に想定される、この線引きはどういうふうに法文に書き込んであるんですか。どういうふうになっていますか。想定されるというのは、基準がなければいけません。何をもって想定して、これは入る、入らないというふうに判断するんですか。

小熊慎司

2017-04-06 第193回国会 衆議院 本会議 第17号

テロ等準備罪においては、一般方々処罰対象とならないことを明確にするという観点から、本条約が認めるオプションを活用し、法文上、犯罪主体組織的犯罪集団に限られることを明記するとともに、その対象犯罪についても、組織的犯罪集団が関与することが現実的に想定される重大な犯罪二百七十七個に限定したものであります。  

岸田文雄

2017-03-22 第193回国会 参議院 法務委員会 第3号

重大な犯罪合意犯罪化義務、同罪におきまして、TOC条約第五条が許容する範囲内で実行準備行為があったときに初めて処罰対象とするとともに、犯罪主体組織的犯罪集団限定をしたところであります。そして、国内外犯罪実態を考慮しますと、組織的犯罪集団典型例テロリズム集団であると、このように考えております。  

金田勝年

2017-03-09 第193回国会 参議院 法務委員会 第2号

これを踏まえまして、我が国においてテロ等準備罪を創設するに当たり、国内法において、犯罪主体として組織的犯罪集団を明確に定義をし、その対象となる犯罪組織的犯罪集団が関与することが想定される重大な犯罪限定することが可能なのかどうか、そういうような観点からも慎重に検討しているところでございます。

水嶋光一

2017-02-22 第193回国会 衆議院 財務金融委員会 第5号

テロ等準備罪政府が言われている、我々が言うところの共謀罪犯罪主体組織的犯罪集団に限るということで、首相も、あるいは法務大臣も、一般市民は入らないというようなことはよく言っておるわけです。  ところが、きょう用意した資料の中で、四ページ目をごらんになってください。これは我が党の山尾さんの要求に係る法務省の回答の紙でございます、二月十六日ですけれども。

階猛

2017-02-01 第193回国会 衆議院 予算委員会 第4号

対象となる重大犯罪、主体は絞り込んだ、行為もある程度、準備行為を足すということで絞り込んだ。そして、対象犯罪も、今六百三十五、自由刑自由剥奪刑で四年以上の刑はそれだけある、これも政府において、この条約が許容する範囲で絞り込むという作業を行っていると聞いています。  この国際組織犯罪条約が許容する範囲内でこの対象犯罪を絞り込むということは可能なんでしょうか。外務大臣、お願いします。

葉梨康弘