1976-10-19 第78回国会 参議院 建設委員会 第2号
頼みの排水機は糸貫、天王両川において計画台数七台のうち三台しか完成しておらず、犀川排水機の増設の早期着工、犀川水系中小河川の河道の改修、築堤の増強、排水機の管理運転技術者の適正配置等の強い要望が出されました。 次いで、安八町大森のは堤現場に参りました。決壊した個所は長良川の流れが緩く右へカーブしている盛り土堤で、流れが最も強く当たる最深部から崩れたとのことであります。
頼みの排水機は糸貫、天王両川において計画台数七台のうち三台しか完成しておらず、犀川排水機の増設の早期着工、犀川水系中小河川の河道の改修、築堤の増強、排水機の管理運転技術者の適正配置等の強い要望が出されました。 次いで、安八町大森のは堤現場に参りました。決壊した個所は長良川の流れが緩く右へカーブしている盛り土堤で、流れが最も強く当たる最深部から崩れたとのことであります。
町当局の、要望事項は、激甚災の指定はもとより、犀川水系河川の早期改修及び築堤補強、また排水機の増設並びに排水機の整備技術者の雇用の促進でありました。 次に、大垣市でありますが、当市は七百六十八ミリという雨量があり、市内を流れる揖斐川、杭瀬川、大谷川その他の河川がはんらんし、市の三分の二が浸水し、農地の九四%が冠水しました。
まず、長野県における被害の概況を申し上げますと、長野県下における河川災害のおもなるものは、千曲川水系、犀川水系及び天龍川水系の三つに大別できるのでありますが、これらの水系及びその山岳部は、前日来の豪雨によりまして、いずれも保水力の限界に達していたこと、及び昨年の二十一号並びに二十二号台風による被害個所の復旧が未完了のままのところが多かったこと等のため、一部完工の個所も含めまして、昨年と同一個所に再び
本豪雨によりまして、本県は長野市を初め、南北信四市七郡にわたり、土木関係被害七億三千万円を筆頭に、農地、山林、農産物等の被害を加えますと、実に約二十億円余の巨額に及ぶ災害をこうむつたのでありますが、なかんずく犀川水系の増水著しく長野市、上水内郡下に流れる袖花川は、上流上水内郡鬼無里村において雨量二百七十ミリに及びましたるため、長野市附近においては四・五メートルの増水を来し、長野市地籍三箇所における堤防
本豪雨によりまして本県は長野市をはじめ、南北信四市七郡にわたり、土木関係被害七億三千万円を筆頭に耕地、山林、農産物等の被害を加えますと、実に約二十億円の巨額に及ぶ災害をこうむつたのでありますが、なかんずく犀川水系の増水著しく、長野市、上水内郡下に流れる裾花川は、上流上水内郡鬼無里村において雨量二七〇ミリに及びましたるため、長野市附近においては四・五メートルの増水を来し、長野市地籍三箇所における堤防の