1950-03-14 第7回国会 衆議院 通商産業委員会 第18号
本年度の予算で御審議願いましたことと思いますが、二十五年度といたしましては、この競輪法の法律の精神に基きまして、大体二億の金が予算に計上いたされまして、これが自転車関係のものとして、たとえば中小企業庁の中小工業の振興、あるいは工業技術庁の予算として工業技術の振興、特許庁の予算としまして発明の奨励の費用というように、あらゆる面にこの二億のものが使われる予定になつております。
本年度の予算で御審議願いましたことと思いますが、二十五年度といたしましては、この競輪法の法律の精神に基きまして、大体二億の金が予算に計上いたされまして、これが自転車関係のものとして、たとえば中小企業庁の中小工業の振興、あるいは工業技術庁の予算として工業技術の振興、特許庁の予算としまして発明の奨励の費用というように、あらゆる面にこの二億のものが使われる予定になつております。
由来日本人は相当発明の才能を持つておるのでありまして、特許庁に出願せられております特許出願の件数を見ましても、決して外国には劣つておりませんし、その中には相当優秀なものもあるのでありますが、かような優秀な発明発見も実際に応用し、工業化するというようなものはきわめて少いのであります。これは一つには研究費が足りない、応用工業化の資金が足りないということが、大きな原因ではないかと思うのであります。
現在建設省に設けられてろいまする土木研究所、建築研究所、地理調査所を大拡充して技術養成の一大殿堂となし、一方特許庁の機構を充実するとともに、この殿堂に入るものは必ず三種以上の特許をとることとし、技術陣営の一大プールを造成して、アジヤ南方の道路、港湾、河川、橋梁等の建造に当るならば、アジア各国の招聘は必ずあると存ずるのであります。