2005-07-27 第162回国会 衆議院 農林水産委員会 第22号
次いで特殊なPVDF膜に電気的に転写いたしまして、さらにこの膜をたんぱく溶液に浸して、ブロッキングと呼びますが、その後に特異抗体と反応させ、最終的に反応物の所在を抗体に結合させました酵素の反応である光によって知り、特異パターンを得る方法です。 次の図をごらんください。この図は、ELISA法、プラテリアですが、このものとウエスタンブロット法の感度比較を行ったものです。
次いで特殊なPVDF膜に電気的に転写いたしまして、さらにこの膜をたんぱく溶液に浸して、ブロッキングと呼びますが、その後に特異抗体と反応させ、最終的に反応物の所在を抗体に結合させました酵素の反応である光によって知り、特異パターンを得る方法です。 次の図をごらんください。この図は、ELISA法、プラテリアですが、このものとウエスタンブロット法の感度比較を行ったものです。
これは特異抗体で調べたものであります。
○水島裕君 一言申し上げますと、それはエイズは当時新しかったかもしれませんけれども、ウイルスとかウイルスに対する特異抗体というのはもう新しいことでないわけでございますし、そのときはエイズのウイルスも発見されていたわけでございますので、それ以上は申しません。
抗体と申しますのは、松村局長も御存じのように、微生物に対する特異抗体でございまして、コントロールも十分調べてあるわけなんです。ですから、特異抗体が出たからといって感染が一〇〇%正しいとは言えないですけれども、松村さんの常識でももうこれは九五%以上ぐらいと考えるのが医師あるいは医学者の常識でございますけれども、いかがでございましょうか。
あるいは東京都衛生研究所の実験によりますと、形花粉抗原とDEPをマウスに吸わせますと十倍ほど特異抗体がふえる、こういうことも判明しているようであります。それから国立環境研究所の調査によりますと、DEPは健康障害因子であるというふうにはっきりと言っております。花粉症の要因になっている、あるいはぜんそくを誘発させる、あるいは発がん性の疑いもある、こういうふうに報告が出ております。
すなわち、大気中に含まれます微粒子、とりわけ今日ではディーゼル車の排出するいわゆるDEP、微粒子によってIgE特異抗体が異常に産出される。その結果、花粉に対する抗原抗体反応が成立して花粉症になるというふうに指摘されているのでございます。ディーゼルの微粒子によるこうしたIgE抗体の産出は、アトピー性の疾患の発症にも、症状にも関与しているというふうにも指摘されているわけでございます。