1991-03-26 第120回国会 参議院 逓信委員会 第7号
母体そのものが小さいんですから急速な増額ということはなかなか望めないような気もするんですが、そういう場合、例えば国際放送部門を分離して特殊財団にするというようなことも識者の間では言われております。そういうことが仮にできたとすれば、NHKの肥大化とか巨大化とか、そういうことに対する一つの対応にもなるんじゃないかなというふうに考えられるんです。
母体そのものが小さいんですから急速な増額ということはなかなか望めないような気もするんですが、そういう場合、例えば国際放送部門を分離して特殊財団にするというようなことも識者の間では言われております。そういうことが仮にできたとすれば、NHKの肥大化とか巨大化とか、そういうことに対する一つの対応にもなるんじゃないかなというふうに考えられるんです。
それで、むしろこれは純民間経営でやるか、あるいは特殊財団のような形でやるか、いろいろ論議があったんですけれど、まあこういう新しいものですからして、しかも非常にむずかしいというので、スポンサーをつけるといっても、あれは教育番組の放送途中はCMは流しちゃいかぬとか、そういうふうなむずかしいこともあるわけです。ですからして、はたして民間経営でいけるかどうかということも、多少の疑問もあります。
しかし事実そういう事件が勃発しているということは、発生しているということは間違いないことですから、そうであれば、これは特殊財団法人ですよ。郵政大臣と科学技術庁長官が共に判こを押して認可した特殊な財団ですからね、民法上立ち入り権もあるし、閉鎖権も持ってるわけですよね。
○山中(吾)委員 僕は疑問なんですが、競技場とかそういうふうな場合については、それを特殊財団法人ですか、そういうものに維持管理をなにする。そのときには民間からも相当資金が出ておるのじゃないか。それからいろいろな公団とか、あるいは何か事業をやらす場合には、特殊法人的なものにやらす場合は政府が資金を出す。民間からも資金を吸収する。
そういうことで電発に近い形にして公社よあらゆるめよう、そういうことで現在の特殊財団的な原子力研究所になっているわけであります。