1957-11-08 第27回国会 衆議院 国土総合開発特別委員会 第2号
それから根釧地区等、特殊気象地帯においては、農業気象観測所設置等の要望もありましたので、ここに御報告しておきます。 第二に、水産関係について申し上げます。北海道の海岸線は二千九百十キロメートルあり、そこに漁港法に基く漁港が二百二十三港ありまして、漁獲高は全国の三割を占め、北海道における重要な産業の一つであります。
それから根釧地区等、特殊気象地帯においては、農業気象観測所設置等の要望もありましたので、ここに御報告しておきます。 第二に、水産関係について申し上げます。北海道の海岸線は二千九百十キロメートルあり、そこに漁港法に基く漁港が二百二十三港ありまして、漁獲高は全国の三割を占め、北海道における重要な産業の一つであります。
農業関係では、濃霧地帯を対象とした特殊気象地帯農業振興法の制定、国立農業試験場の設置、湿地牧野の土地改良事業の促進等が強く要望されました。 翌十八日は弟子屈にある道立開拓実習場を視察し、自動車で標茶町虹別の新潟開拓部落を訪問いたしました。
同夜釧路に到着、釧路支庁の状況を聴取しましたが、酪農中心の営農を確立すべき点と、年積算温度二千四百度以下の特殊気象地帯振興法の制定が強く要望され、防風林、防霧林の造成が冷害対策として強調されました。
第一に、まず農業関係について申し上げますと、北海道農業は、いまだ気象や土性等に恵まれない劣悪な自然条件下にあって、しばしば冷災害等を受け、その進展をはばまれておりまして、その対策としては、泥炭地等、特殊土壌地帯の開発及び特殊気象地帯に適した有畜農業経営方式を強力に推進しなければならないのであります。開発、土地改良のおもなものをあげますと、次のものがありました。