1950-02-01 第7回国会 参議院 厚生委員会 第6号
それから次に厚生省所管のものではないのでありますが、公共事業費の中に社会局といたしましては、社会医療施設の整備に必要な経費といたしまして養老施設十三ヶ所、これに対しまして二千九百六十五万円、それから特殊婦人施設の災害復旧に必要なものといたしまして東京の荒川にありますものの施設五十万円、それから身体障害者の厚生援護に関する経費といたしまして、身体障害者の収容授産施設といたしまして新たに八ヶ所新設いたしております
それから次に厚生省所管のものではないのでありますが、公共事業費の中に社会局といたしましては、社会医療施設の整備に必要な経費といたしまして養老施設十三ヶ所、これに対しまして二千九百六十五万円、それから特殊婦人施設の災害復旧に必要なものといたしまして東京の荒川にありますものの施設五十万円、それから身体障害者の厚生援護に関する経費といたしまして、身体障害者の収容授産施設といたしまして新たに八ヶ所新設いたしております
この国際的な性病が、特殊婦人の予防対策が十分でない今日、これとからみ合いまして、今後国民の保健に大きな影響を及ぼすということを考えてみましたときに、実に慄然といたします。かてて加えて、生活の根拠のない、弱く、しかも子供をかかえたような女の方々の今後の生活が保障されない限り、転落以外の道はないのでございまして、私は、今後の社会を左右するものであると思うのでございます。
○葛西説明員 あり場所がわかりませんので正確にお答えできませんが、その他の保護というのは、今申したような罹災者とかあるいは生活保護法とかのほかにありますものは、たとえば特殊婦人でございますパンパン・ガールみたいなものを保護するというようなこと、あれが病氣がなおつて、將來再起させるためにいろいろやつてやるというような保護等は、今のその他という中に入るかもしれません。
構内には特殊婦人の收容保護施設と引揚者の宿泊施設がありまして、引揚者も十七世帶、六十六名を收容いたしております。当時は昭和二十三年二月開所以來、実人員千七百六名、現在男女百九十九名を收容しておりますが、そのうち六十一名が寮内の授産に從事をいたし、二十四名が工員、日傭労務者として寮外に働いております。最近にはこの洛北寮に養老院の施設を完備したいという目途を以て現在工事を進めておる次第であります。
特殊婦人の收容保護施設は現在十七箇所設置いたしてございますが、これにはいることをいろいろ勧誘いたしまして、できるだけはいるようにいたしておるのでございますが、現在定員千百十名に対しまして、五百十三名を收容いたしておるにすぎないのでございます。これは四月の成績でございます。
○葛西政府委員 特殊婦人の保護あるいはこれを少くするという問題につきましては、御承知のように昨年の秋でありますか、政府としては次官會議の決定をもまして、厚生、内務、司法、文部と四省で大體仕事を受持つことにして一應方針をきめて、その線に沿つてやつているわけであります。御承知のようにこれはまずならせないようにすることが必要であります。
なおこれに關連しまして社會局の方で、これは兒童福祉とは離れることでありますが、いわゆる特殊婦人を救濟するといいますか、これをできるだけ少くするということについて、あるいはこの保護について、現在どういうふうな處置をとつておいでになりますか。
いつそ特殊婦人に落るより途がない。特殊婦人にまで落ちても子供を育てなければならないであろうか、それともこの子供たちと一緒に死んだ方がいいだろうか。そういうようななまなましい訴えを私は昨日聽いております。