2002-07-24 第154回国会 衆議院 国土交通委員会 第25号
例えば、そんなようなことも含め、あるいはそれにかえて築堤、堤防をつくるというようなことになりますと、これも大臣から今まで御答弁したことがあろうかと存じますが、既存のパラペットといいますか特殊堤といいますか、コンクリートの堤防を二メーターも、つまり三・五メーターといいますと、人がもう到底見えないような高さまで上げなければいけない。
例えば、そんなようなことも含め、あるいはそれにかえて築堤、堤防をつくるというようなことになりますと、これも大臣から今まで御答弁したことがあろうかと存じますが、既存のパラペットといいますか特殊堤といいますか、コンクリートの堤防を二メーターも、つまり三・五メーターといいますと、人がもう到底見えないような高さまで上げなければいけない。
私ども、パラペット、特殊堤と呼んでおりますが、極めて特殊な堤防で地域を守っております。彼らは、それをさらに一メーターかさ上げして二メーターのコンクリートと言っておるのかもしれませんが、私どものコンピューターで計算しますと、二・五メーターかさ上げしなきゃいけません。そうしますと、三・五メーターのコンクリートの壁を人吉の市の、地域のところにつくってしまうということでございます。
そして、先生がいみじくも言いましたが、特殊堤といいまして、堤防の上にパラペット、コンクリートの壁をつくりまして、それは本来なら堤防を広く安全につくらなきゃいけないのですが、用地がとれずにやむを得ず堤防の上にコンクリートの壁をつくっている、私どもはいわゆるパラペットと呼んでいますけれども、そのような暫定的な改修も行いました。
その上、市街部の特殊堤完成後は、大雨が降っても大丈夫だ、ダムは要らないという気持ちが強いのですね。 昭和五十七年、一九八二年ですけれども、七月水害、人吉でピーク流量五千四百立米・パー・セコンド、これは昭和四十年の、あの一九六五年の大水害のときのピーク流量五千、これを超えているのですよ。
応急手当てが必要な箇所は既に終わっておるわけでございますが、そのうち被害の比較的大きかったところは下流の方の高潮対策に必要な区間でございまして、三面張りコンクリートあるいは鋼矢板を用いました特殊堤になっておるわけでございますが、このうちブランケットの施工をしておるところがひび割れが発生しております。
これら被災の状況は、堤防天端の開口亀裂、陥没、沈下、堤防のり面及び小段の亀裂、はらみ、沈下、崩壊、特殊堤のジョイントのずれ、開き及び裏盛り土の陥没、山崩れによる河道の埋塞、樋管門柱の折れ、本体の亀裂、護岸のすべり陥没、目地の開き、せきのゲート戸当たり金物の破損等であります。
一番最初の真室川と金山川の合流点の災害に対しまして、特殊堤はどうかということでございます。今回は、いままでの計画以上の大きな水が出ましたので、これは再検討の要があります。それで昨日、現地の応急復旧はもうすべて終わりましたので、直ちに事務所長に来てもらいまして、先生からのこういう地元の要望といいますか、これを含めて検討することを指示いたしました。今後ともこういう問題を含めてやります。
それで地震時にも、たとえその堤防――特殊堤でございますが、こういうものに被害があっても被害を最小限度にしようというような計画をしております。それから西地区につきましては、比較的高いので、内水を低下するような方式をとりませんで、これは舟運の関係もございますが、とりませんで、現在の堤防を増強していくというようなことにしております。 この耐震対策の工事費が全体で約五百億円でございます。
従来もっぱら下流の河口、小島方面だけに工事が行なわれて、昨年からようやく上河原、本山地区で一部護岸、特殊堤工事が始まったのでありますが、市街地は全く手をつけてないといっても過言でないのであります。投資面から見てみますと、工事進行率は四十五年度末で二一%とされておりますが、工事そのものの実績は、このパーセンテージを大きく下回っていることが実証されておるわけです。
堤防でも特殊堤というのは相当厚くしてありますけれども、そういう道路公団のところなんか何か薄いような気がするのですけれども、力学上はもちろん構造的にはできておるのだと思うのでございますけれども、地震のときにそういう細いもあのところには、何といいますか、ひびが入るというようなことが起こらないのでしょうか。
新治水五カ年計画における事業として、下流地区においては、三国、春江個所のしゅんせつを重点的に施工し、築堤三・六キロ、特殊堤一・七キロを完成、上流地区については、松岡個所の築堤、護岸等重点的に施工し、掘さく二十二万五千立方メートル、築堤九・五キロ、護岸約三キロなどを、また、支川日野川については、築堤を行なう計画を持っております。