1996-05-28 第136回国会 衆議院 商工委員会 第11号 さらにかかる特権的財閥支配下における低賃金と利潤の集積は、国内市場を狭あいにし、商品輸出の重要性を高めかくて日本を帝国主義的戦争に駆りたてたのである。日本財閥は政府の庇護の下にあったため、陸軍および海軍が政府の政策を壟断することに反対する意志はあったにせよ、自己の弱体を知っていた財閥は、政府に対して強硬な態度を取ることができなかった。その結果必然的に財閥は外交政策上政府の手足となった。 正森成二