1947-08-30 第1回国会 衆議院 治安及び地方制度委員会 第13号 以上のごとく、特別市制を主張する根據である二重監督及び二重行政の問題は、この五月三日を境として大變化を生じ、客觀的な事情は一變したのでありますから、二十年、三十年の昔からの論旨をそのままに主張する特市論は、少しく見當違いではなかろうかと思いますとともに、客觀情勢の變化に對應した大都市制度を考究すべきであつて、二重行政、二重監督の廢止を中心として展開する特市理論は、すでにその論據の大半を失つているものと 大石ヨシエ