2010-05-10 第174回国会 参議院 決算委員会 第8号
○国務大臣(菅直人君) もう一度だけ念を押しておきますが、道路特定財源の問題と、今年度予算で暫定税率を、当初マニフェストに廃止を掲げたのを、それが守れなかったという問題は、若干確かに性格は違いますが、道路特定財源そのものと、あのときのですよ、二十年の暫定税率が切れる切れないは全く同じことですから。 つまりは、福田内閣は法律を変えないで宣言だけされたんです、当時。
○国務大臣(菅直人君) もう一度だけ念を押しておきますが、道路特定財源の問題と、今年度予算で暫定税率を、当初マニフェストに廃止を掲げたのを、それが守れなかったという問題は、若干確かに性格は違いますが、道路特定財源そのものと、あのときのですよ、二十年の暫定税率が切れる切れないは全く同じことですから。 つまりは、福田内閣は法律を変えないで宣言だけされたんです、当時。
ただ、もう残念ながら手遅れでございまして、特定財源そのものがもう見直すということで一般財源化ということ、だから避けられない事態になっているわけでございます。
その五十四兆円と、それから四十六・六兆円、さらに事業量全体が五十九兆円、こういう数字になってくるわけでありますが、それから考えていくと、この特定財源そのものが五十四兆円ですから、それから税金だけが必要だという四十六・六兆円を引くと七・四兆円、これはこの分が必要でなくなってくるんですよね、この数字の計算でいくと。今の計算、わかってもらえますか。そこのところはどのように整理をしているんですか。
これは一般財源化したといいながら、実はその金額と同じ金額を次の年には道路整備に充てるわけですから、道路整備に使えるものとして充当するとなっているわけですから、これは、一般財源化したというより、道路特定財源そのものを二年にわたって全く同じように維持しているということになるんじゃありませんか。
一方で、道路に対するニーズは大変強いものがありますし、また、道路特定財源そのものは、これは受益者負担の原則で、特に暫定税率ということで二倍以上の暫定税率になっているわけでございます。
それからまた、特定財源を新しく作るということは、特定財源そのものに対する御議論いろいろございますので、こちらの方面からの検討も必要だろうと思います。 したがいまして、幅広い観点からの検討をさせていただきたい、このように考えます。
特定財源そのものは、十一の税の項目で、国税及び地方税で構成をされておりますが、今年度の予算で、国税でいうと五兆二千六百億円、地方税で一兆七千五百億円、合計で約七兆円の特定財源というものがある。
私は、道路特定財源そのものをもう見直しすべきときに来ている。今おっしゃった重量税についても、なぜこれほど多くの税を国民から、一般ユーザーから取っているのか、そういう疑問もあります。あるいは、タックス・オン・タックスということも言われている。これを抜本的に見直すということが必要だというふうに思います。 もう一個、それをいつまでに具体的なものを出されますか。
○佐藤(謙)委員 道路特定財源そのものについてもう少し深く切り込んだ御答弁をいただければと思いました。
ですから、この道路特定財源そのものについ て現在の段階で見直して、全体として公共事業の見直しを行い、財源についても洗い直しを行い、そして国民生活密着の方には大きな比重を置きながら、総額として圧縮をしていく、これが日本の現在の財政危機を打開していく上で非常に重要なかぎになると思いますけれども、そういう決意はおありかどうか、お聞きしたいと思います。
しかし、大体将来を数年間展望する中で、この特定財源そのものもやはりいろいろ増減があると思うんですね。それで、あるいはまた計画等々から見ていって、全体の予定するような収入にならないような場合もあり得るんじゃないか、こう思うんですが、それらの点についてはどんなふうに考えておられますか。
特定財源そのものにつきましては、やはりまだ九〇%ないし地方税も五十数%ということでございますので、今後、重量税等の一般財源をさらに投入して今後の五カ年計画を賄っていかなければならないという事情がございます。しかし、バランスそのものにつきましてはその際に十分検討していきたいというふうに考えております。
したがって全体的には非常に低い伸び率、言いかえれば特定財源そのものを道路建設に使わずに、あるいは道路の整備に使わずに、他に流用されている面が非常に多くなってきておる、こう言わざるを得ないと思うわけでございます。
それからもう一つは、この地方公共団体の道路関係歳出に対する特定財源、歳入の比率を調べてみますと、三十三年が三六%、三十四年が四四%と若干特定財源そのものは上った形になっております。しかしこれは軽油引取税なんかが変ってくれば、若干また変ってくると思いますが、それは一応問題外ですが、一応上ってはおります。