1962-08-15 第41回国会 参議院 本会議 第6号
開銀の融資対象は、鉄鋼、電力、海運、石炭の四業種が中心となっていましたが、昭和二十九年ごろから鉄鋼へ電力へは民間融資が行なわれるようになって、開銀融資の比重は減少をして、他方、地方開発、特定機械向けの融資がふえてきました。すなわち、開銀の融資対象が広がった結果、興銀、長銀など、民間金融機関と競合する面が出てきました。また、長期運転資金貸付の要望も出ています。
開銀の融資対象は、鉄鋼、電力、海運、石炭の四業種が中心となっていましたが、昭和二十九年ごろから鉄鋼へ電力へは民間融資が行なわれるようになって、開銀融資の比重は減少をして、他方、地方開発、特定機械向けの融資がふえてきました。すなわち、開銀の融資対象が広がった結果、興銀、長銀など、民間金融機関と競合する面が出てきました。また、長期運転資金貸付の要望も出ています。
このうちには、日本開発銀行と並んで特定機械向け貸し出しが四十五億円程度予定されております。運用総額は、前年度当初計画に対し、百五十億円増の九百八十五億円を確保いたし、このため財政資金五百九十億円の融資を受けることとした次第であります。
また、機械工業につきましては、重電機延べ払いのための金融上の措置を講ずるとともに、特定機械向けの近代化資金の確保をはかるほか、機械類賦払信用保険制度の拡充を行なうことといたしました。 非鉄金属につきましては、自由化に備え新鉱床探査費を飛躍的に増額するとともに、海外鉱物資源の確保、開発を積極化するため、国の援助のもとに海外鉱山の共同開発の推進をはかる所存であります。
また、機械工業につきましては、重電機延べ払いのための金融上の措置を講ずるとともに、特定機械向けの近代化資金の確保をはかるほか、機械類賦払信用保険制度の拡充を行なうことといたしました。 非鉄金属につきましては、自由化に備え、新鉱床探査費を飛躍的に増額するとともに、海外鉱物資源の確保、開発を積極化するため、国の援助のもとに海外鉱山の共同開発の推進をはかる所存であります。
このうちには、日本開発銀行と並んで、特定機械向け貸し出しが三十億円程度予定されております。 運用総額は、三十五年度出初計画に対し、百二十億円増の八百三十五億円を確保いたし、このため財政資金四百三十五億円の融資を受けることとした次第であります。
それは、特定機械向け融資というものが行なわれるはずでございますね。去年は大体二十五億あったはずでございます。ことしは開銀に七十億、お宅の方に三十億あるはずでございます。この内容を、過去の実積を調べてみますると、大体一口が二千八百万円程度になっておるのでございます。一体中小企業金融公庫は御承知の通り要すれば三千万でございますけれども、普通は一千万でございます。
このうちには、日本開発銀行と並んで、特定機械向け貸し出しが三十億円程度予定されております。 運用総額は、三十五年度当初計画に比し、百二十億円増の八百三十五億円を確保いたし、このため財政資金四百三十五億円の融資を受けることとした次第であります。
このため、今国会において、本年六月で期限切れとなる機械工業振興臨時措置法につき、その延長と拡充強化を行なうとともに、さらにその財政的裏づけとなります特定機械向けの財政資金につきまして、日本開発銀行の貸付ワクを本年度の二十五億円から七十億円に大幅な増加を行なうほか、新たに中小企業金融公庫に三十億円程度の融資を期待し、合計百億円の財政資金を確保することといたしました。
このほかに、後ほど御説明をいたします中小企業金融公庫におきまして、やはり特定機械向けに三十億程度のワクを用意をいたしておりますし、さらに先ほど大臣からの説明にもございましたように、アメリカ輸銀から、さらにこの特定機械向けを中心として資金の借り入れをし得るような仕組みになっております。結局最終的に特定機械向けに総合計で百五十億程度の資金を用意をしておるということに相なります。
このため、今国会において、本年六月で期限切れとなる機械工業振興臨時措置法につき、その延長と拡充強化を行なうとともに、さらにその財政的裏づけとなります特定機械向けの財政資金につきまして、日本開発銀行の貸付ワクを本年度の二十五億円から七十億円に大幅な増加を行なうほか、新たに中小企業金融公庫に三十億円程度の融資を期待し、合計百億円の財政資金を確保することといたしました。