2005-10-11 第163回国会 衆議院 郵政民営化に関する特別委員会 第4号
第六の理由は、ファミリー企業や特定局長制度には十分なメスが入っていないからであります。 今求められているのは、国民生活の安心や安全を提供する社会的公共サービスであり、民間企業や外資のビジネスチャンスのために無用なリスクを国民に強いることではないはずです。 今回の政府案は、参議院で否決された法案とほとんど変わりなく、これまでの審議で明らかにされた本質的問題点は解消されておりません。
第六の理由は、ファミリー企業や特定局長制度には十分なメスが入っていないからであります。 今求められているのは、国民生活の安心や安全を提供する社会的公共サービスであり、民間企業や外資のビジネスチャンスのために無用なリスクを国民に強いることではないはずです。 今回の政府案は、参議院で否決された法案とほとんど変わりなく、これまでの審議で明らかにされた本質的問題点は解消されておりません。
最後に、二十五日に私が質問いたしました特定局長制度の問題について一点聞いておきたいと思います。 今私は、二十五日に議論したとおり、表裏一体性という状況で、癒着という問題が国民的な批判を浴びている。先ほど松崎委員からも質問がありましたけれども、私は、新しい郵政公社ということを議論するときに、絶対にこの特定局長制度というのは避けて通れない見直しの大きな柱だと思います。
○片山甚市君 この問題については、いわゆる機械が万全でないということ、人間がやることは万全でないということは、先ほど郵政大臣が特定局長制度について話をされておるときにもわが方からも言ったように、誤りがあれば直せるような状態にしてもらいたいと思いますから、われわれ完全だと、何も間違ってないなどと思いませんから、そのときにはそのように直せるような、そしてそれが発見できるように、しかも、そういう誤謬ができないような
○田中(昭)委員 検討されるときにぜひ参考にしてもらいたいと思いますが、特定局長制度の問題についてはそういう不満がいっぱいあるんですよ。それは郵政局長はただ任命するだけですから、机上でやるだけですからいいでしょうけれどもね。
私、特定局長制度の長所をば二、三あげてみますと、御承知のように、特定局制度というのは、部内、部外を通じまして、人材を広く局長の地位に採用することができる、それは自由任用制の形でございますが、そういうような長所を持っております。
○栗原委員 大臣としてもここですぐ特定局長制度についてどうする、こういうことはなかなか言い切れないこともわかります。しかし、少なくとも近代化していく過程の中で、地方の有力者、顔役、そしてさらに加うるに家主さんというような姿は漸次変わっていく。
その辺のところは観測において、須藤さんとはちょっと私の考えが違うのでありまして、また、自民党が党利党略でやるというようなことも、私はそんなことは全然ないと考えておるのでありまして、先ほども申し上げましたように、特定局長制度というもの、そのものについては、やはり近代化もし、時代の進運に応じたような発展をさせていくということは必要であるけれども、しかし、なかなかこれは重大な問題であって、一朝一夕にどうこうすることのできる
○上林山委員 指令を見ていなければ、一つ御調査の上、大臣の所信を私は筋を立てて貫いていただきたいということを要望をいたしておきますが、これに関連してと申しますか、それとも特定局長制度に関連してと申しますか、少し質疑を試みてみたいのは、特定局長を任命する場合にも、部内者である場合はいざ知らず、あるいは部内者であって、全逓が推薦する者であるか推薦しない者であるかによって、全逓が地方の郵政局あたりに圧力をかけておるやに
結局この問題は二月の二十三日でございましたか、全遞側と全特連、遞信省側で申合事項をしておる、この六つの申合事項の運用いかんによつて、この利點を殘し、また弊のあるところはためることができるのじやないかというように考えまして、この申合せ事項の合理的運用をやれば、結局特定局長制度は廢止される、あるいは考えようによつては存續させるという結果になるのではないかと思います。