1958-03-26 第28回国会 衆議院 文教委員会 第12号
それから答申が出されておりますが、いかがですか、これは国語、社会、算数、理科、音楽、図画、工作、家庭、体育、特別教育活動、これだけに分けて出しておるのであって、基本方針というものは一項から六項まできわめて抽象的な簡単なものです。だから、各教科の課程だといっても差しつかえない。
それから答申が出されておりますが、いかがですか、これは国語、社会、算数、理科、音楽、図画、工作、家庭、体育、特別教育活動、これだけに分けて出しておるのであって、基本方針というものは一項から六項まできわめて抽象的な簡単なものです。だから、各教科の課程だといっても差しつかえない。
中学校では特別教育活動という時間があります。この中で現在も生活指導でやっているわけです。その生活指導の時間を道徳の時間に充てるわけであります。これはやらないところもありますから、全国にやるように指導申し上げたわけでございます。将来今の学習指導要領ができた暁には、これは国語、算数、社会と並んで、従来の意味の教科とは違いますけれども、特別の教科と考えたい。
○内藤政府委員 現在生活指導なり特別教育活動の中で道徳教育を行なっておるのであります。小学校については御承知の通り学級担任でございますので、学級担任の先生に道徳教育をしていただく。中学校の場合は原則として教科担任でございます。しかしながらその教科担任でありながらクラスの担任はおるわけでございます。これがホーム・ルームや特別教育活動で指導をいたしておるのであります。
現在も生活指導なり、特別教育活動の時間でやっておるところが非常に多いのです。そのやっておるものをよりできるだけ完全なものにしたい、こういう念願なんであって、現在何もやっていないというわけじゃないのであります。やっておるものをもう少し組織的系統的にして、そうしてより十全なものにしていきたい。私どもは一日でも早くよりいいものに努力するのが当然の責務ではないかと思っております。
現に生活指導なり特別教育活動で各学校でもやっていらっしゃる、現在やっておるのを一そう強化して充実する方向へ持っていきたい、こういう考え方であります。
それから中学校につきましては、教科担任という建前をとっておりますので、まあ先ほど申し上げました特別教育活動の単位といたしましてのホーム・ルーム、クラスを担任しております助教諭はおそらくない、ないしは少いだろうと思います。
これらの生徒は、家庭環境、あるいは村うちで青年たちとつき合いをしたりしておりますので、どうしても特別教育活動という面において、私たちはこの恵まれない生徒の情操教育方面をぜひ向上してやりたいと、こう考えております。
○説明員(緒方信一君) 教育が知識に偏重をして、何と申しますか、その人間を作っていく面に欠けておる点があってはいけないじゃないかという御趣旨におろうかと拝聴いたしまするが、まあ学校教育におきまして一応教科のほかに教科外の特別教育活動等もございまするし、それから先ほども御指摘のありましたような青少年のいろいろな不臭化の傾向に対しまして、これを指導していくために文部省といたしましても今後力を入れて施策を
特に特別教育活動(ホーム・ルーム、生徒会活動)の年次、年間計画の設定には格段の注意を払われたい。校長はその計画の設定及び運営については、監督及び指導の責任を明らかにするとともに、教科担当及び顧問教員をして、それぞれ計画実施上、責任ある指導をせしめられたい。 二、指導方法を検討し改善すること。
なお、申すまでもなく高等学校の教育は、教科の学習ばかりでなく、健全な社会人を育成するための特別教育活動が、大きな要素になつておるのでありますが、この方面の教育に遺憾なからしめることも、大いに考える必要があると思うのであります。
○大田説明員 私が今お答え申し上げましたのは、学校における教科としてはやることはできない、クラブ活動——私どもの方では特別教育活動と言つておりますが、そういう方面で生徒が自主的にそういう活動をすることはさしつかえない。学校の教員がそういうクラブ活動に参加することを強要するようなことはいけませんが、生徒自身が自発的にやることはさしつかえない。