1961-03-09 第38回国会 衆議院 内閣委員会 第10号
○久田政府委員 この第二号答申の段階におきましては、とりあえず昭和三十五年度における重点方策ということで御審議いただきまして、その結果特別指定研究ということで、ただいまお話のありました六部門が上がったわけでございます。
○久田政府委員 この第二号答申の段階におきましては、とりあえず昭和三十五年度における重点方策ということで御審議いただきまして、その結果特別指定研究ということで、ただいまお話のありました六部門が上がったわけでございます。
そこで今度は答申の第七に掲げられております特別指定研究の指定、この中で台風防災科学技術、それから宇宙科学技術、基礎電子工学、核融合、海洋科学技術というようなものが指定されておるようでございますが、地震の方は入っておらないのです。さしあたりそういうような特別指定をするほどのこともないというような事情でもございますわけですか。
それから今度は特別指定研究調整費というものを持ちまして、年度の進行途中で新しい発明ができたり、これに力を注げというものが出てきたり、そういう場合に科学技術会議の検討を経て逐次補給してやる、あるいは新しく創設してやる、そういうことをやりまして、そういうようないろんな機能を持ちまして努力をいたしておりますが、何しろまだ私は若僧でございますから発言力がございません。
○国務大臣(中曽根康弘君) 答申の内容は大体四つの点にわたりまして、第一は基礎科学技術の振興、第二番目は人材の養成、第三番目が民間研究の促進、第四番目が特別指定研究の推進、こういうことになっております。
特別研究といたしましては、科学技術会議の答申によりまして台風防災、宇宙、海洋等の項目が指定されておりますが、そういった予算の執行途上におきまして不足を生じた場合、あるいは相互間の関連において必要とする経費を発生したような場合、ないしは、新たな項目が追加指定されたような場合に、特別指定研究の促進調整費として一億円を支出する予定になっております。
御承知の通り科学技術会議の答申は、基礎的科学技術の振興、科学技術者の養成と処遇改善、民間における科学技術活動の育成、特別指定研究等の推進の四項目からなっておりますが、まず、第一の基礎的科学技術振興のためには、大学の教育及び研究機能の充実と国公立研究機関の充実強化をはかることが基本と思われますので、国立大学における教官、研究費の水準の引き上げ、科学研究費の増額、国立大学施設、設備改善のための助成の強化
それは基礎科学技術の振興という表現で、この答申が四つの項目からなっておりまして、一つは基礎的科学技術の振興、それから第二番目は科学技術者の養成と処遇改善、第三番目は民間における科学技術活動の育成、第四番目が今の特別指定研究の推進、こうなっておりまして、この第一番目に取り上げた基礎的科学技術の振興というのは、国産技術の培養という点に非常に重点が置かれております。
それから学問の中間領域部門が非常に重要になってきた、そういう実体を把握していただきまして、各国とも特別指定研究という形で重要研究を推進しておる、そういう実例をも勉強いたしまして、それから日本においても特に何が大事かということもまた考えまして、科学技術会議で大体六つの項目にしぼったわけでございます。
○栗山良夫君 それからおしまいの方からお尋ねして恐縮ですが、今度の御説明で第四に科学技術の研究について特別指定研究を推進するということが書かれておりますが、特別指定研究の研究項目というのは、どういう工合にして選ばれ、決定されておるのですか。
御承知のとおり科学技術会議の答申は、1、基礎的科学技術の振興、2、科学技術者の養成と処遇改善、3、民間における科学技術活動の育成、4、特別指定研究等の推進の四項目からなっておりますが、まず第一の基礎的科学技術振興のためには、大学の教育及び研究機能の充実と国、公立研究機関の充実強化をはかることが基本と思われますので、国立大学における教官研究費の水準の引上げ、科学研究費の増額、国立大学施設設備改善のための
このうち、原子力平和利用の関係につきましては、昭和三十五年度におきましても、既定の計画にのっとり研究態勢の整備、研究の促進をはかることとしておりますほか、その他の各省試験研究機関につきましても、その施設及び研究の実情に応じ、それぞれこれを推進するため所要の予算措置を講ずることとし、また、新たに、特別指定研究の促進につきまして予算を計上することといたしております。
このうち、原子力平和利用の関係につきましては、昭和三十五年度におきましても、既定の計画にのっとり、研究態勢の整備、研究の促進をはかることとしておりますほか、その他の各省試験研究機関につきましても、その施設及び研究の実情に応じ、それぞれこれを推進するため所要の予算措置を講ずることととし、また、新たに特別指定研究の促進につきまして予算を計上することといたしております。
第四は、特別指定研究等の推進であります。
われわれはそういう考えをもちまして、しかし、一番大事なのは基礎的研究ですから、ここでも第一には基礎的研究をあげまして、以下、特別指定研究等に進んだわけでありまして、そういう考えをもって今後とも努力をして参りたいと思います。
今度新たに特別指定研究ということをされるということは、われわれがかねて言うてきたことなんであります。ところが、その答申の中に「研究の調整をさらに効果あらしめる措置を考慮する。」という、実にあいまいな言葉が書いてあるのですが、私としては、実に不明瞭なことだと思う。
それで、臨時台風科学対策委員会としましては、先ほど来御説明をいたしましたような事柄を取り扱いまして、一応三月末に任務を終わることになりますが、この問題は、科学技術的にも非常に大きな問題を含んでおりまして、今度私どもで事務局をいたしております科学技術会議におきまして、特別指定研究として台風防災科学技術というものを取り上げまして、これを強力に、国家的な重要研究として推進するという案を作り、近く科学技術会議
なお、来年度は、今科学技術会議の答申の中にもございますが、特別指定研究という構想を実施いたしまして、台風防災科学というものも、その特別指定研究の中に入れてもらって、各省庁もこれに力を入れてやるということにいたしたいと思っております。