1962-08-23 第41回国会 参議院 運輸委員会 第3号
わかりますが、結果的に見ると、こういう処分を、あなたのほうで、特別懲戒委員会で結論を出されると、さっきの相澤君の言ったことじゃないけれども、まさに一将功成りて万骨枯るで、最高の責任をとらなければならぬ人はそのままだ。常務理事にしても、そのままだ。しかも、現場の人は、直接あやまちを犯したという責任を問われて、結論次第によっては、国鉄を去っていかなければならぬという現実の問題も出てくる。
わかりますが、結果的に見ると、こういう処分を、あなたのほうで、特別懲戒委員会で結論を出されると、さっきの相澤君の言ったことじゃないけれども、まさに一将功成りて万骨枯るで、最高の責任をとらなければならぬ人はそのままだ。常務理事にしても、そのままだ。しかも、現場の人は、直接あやまちを犯したという責任を問われて、結論次第によっては、国鉄を去っていかなければならぬという現実の問題も出てくる。
これは刑事上そういうことになるということで、やむを得ないにしても、あなたが長になっていわゆる特別懲戒委員会の委員長としやられた処分について、今私が申し上げたように、上になるほど軽い、下になるほど重くなるという傾向があるわけです。そういうことは、あなたがいろいろ特別懲戒委員会で判断をされたと思いますが、こういう処分をされた判断の基礎というのは何ですか。
○中村順造君 それじゃあ、あなたはまあ直接この特別懲戒委員会の委員長だというふうなことも新聞に出ていましたが、まあたくさんはないと思いますが、五、六名だったと思いますが、内容をひとつ話していただけませんか。いわば、局長はどうした、あるいは常務理事はどうなったとか、今言われた現場長、管理局長等の内容は、五、六名だったと思いますが。
それで、ただいま申し上げました監査委員会の結論が出ますというと、そのあとを受けて開かれます特別懲戒委員会におきましては、それらの直接の現場関係職員を除きました上部の職員等のいわゆる監督責任に対する行政処分ということになると思いますが、それを監査委員会の御報告を待ちまして、その直後に決定をいたすようにいたしたい、大体そのような段取りで考えております。
この点は、副総裁もおられるから、ひとつ十分——それから、さっき言われた当局で持っておられる事故防止委員会、それから運輸大臣が監査委員長に対して、いわゆる監査の命令がされて、いろいろ査問委員会だとか、あるいは個人の責任については特別懲戒委員会だとか言われるけれども、やはりこれも、私どもから考えると、参宮線の例の事故の探究の、いわゆる原因というか、そういうものも、五年後たってみて、これがどこにあったか、