1950-06-16 第7回国会 衆議院 考査特別委員会 第31号
特別小出し費というものは当時の物価庁の告示によりまして、そこまでの価格は含んでいるけれども、特に必要ある場合には特別小出し賃を加算して買い入れてよろしいという物価庁の告示があつたわけです。
特別小出し費というものは当時の物価庁の告示によりまして、そこまでの価格は含んでいるけれども、特に必要ある場合には特別小出し賃を加算して買い入れてよろしいという物価庁の告示があつたわけです。
いろいろ実費をかけましてやつと政府に売り渡した、こういうようなよけいな経費がかかりましたから、ひとつ調査して特別小出しをもらいたいという場合もございましようし、とにかく政府から先に特別小出し賃をもらわなければとても炭が出ません。
従いまして二十三年度の内容を見る場合は、その逼迫と緩和との過渡期の悩みがありまして、今から考えればおかしいようでありますが、片方においては特別小出し賃とか、あるいは早期築窯費とかいうもので片方においてはつたりといいますか、鞭撻をすると同時に、片方においてはずつと後半期になつて、さあ出て来た、困つたというので、備蓄経費とかいうものがどかどかと出て来た。
○三浦証人 特別小出し賃と申しますのは、これは何年でありますか、きわめて古い時代からやつておつたのであります。大体政府の方といたしましてマル公をきめまする場合に、およそその生産量はどのくらいの距離から出るかというようなことに基いて量の決定をいたしております。
○三浦証人 特別小出し賃は、大蔵省との予算折衝の際の説明書の中に、特別小出しという字が使つてあるわけです。ただ問題になりますのは横持料で、これがいわゆる先ほど申しました会計検査院からの批難事項の一つになつております。私どもといたしましては、これをたしか手数料の中から運用せざるを得なかつた。その出す財源は手数料の中からこれを出したように記憶しております。
集荷業者に対する手数料、あるいは早期築窯、特別小出し賃等は、いずれも生産者と消費者の中間にある業者を利益したところの負担でございまして、一般国民の断じて納得し得ざるところであります。さらに会計検査院は、この支出に対しまして、いずれも適当でないという断定を下しているのでございます。
どう調べてみてもその当初の契約のむりであつたというものにつきましては、特別小出し賃と申しまして、その運賃の実質的改訂をした。こういうようなことが主たる原因になりまして、二十三年度におきましては合計して六億八千二百四十九万五千余円というようなものを、赤字の数字として考えなければならぬような状況になつております。
それから最後に特別小出し賃の問題でございますが、これにつきましては、二十三年度冬期における家庭燃料の緊急対策というものが、昨年の八月二十三日の次官会議においてはそういう措置がまだ真劍に論ぜられて、そうしてこの冬をどうしても薪炭の供給増によつて切り拔けなければならない、こういう状況に関連しての特別小出しの事情でありまして、予算面としては特別運搬費という中にも含んでおりますことなので、私どもとしてはそういうような
かまをこしらえる費用であるとか、あるいは特別小出し賃であるとか、こういうものにつきましても同じような問題がある。さきの日通のお話なども相当はつきりした例じやないかと思います。こういうものは裁判ざたにしてもとられるものだと思いますけれども、こういうふうなことを考えてみますと、單に数字だけのつじつまを合せるということではちつとも問題は解決しない。
おそらく特別会計がなかつたならば奧地の製炭はできなかつたであろう、これが特別会計というものの負担によつて、いわゆる生産地買上げ、かま前買上げ等の便宜的な措置、あるいは特別小出し賃等を支出してもらうというふうなことによつて、安心して奧地の未利用林地帶が開発された。