1949-05-23 第5回国会 参議院 大蔵委員会 第34号
第二に、病院の事業経営という特別官廳であるから、その経理面を明確に整理して、適正な経営方策を樹てるために、その收支を明らかにする。こういうことでこのことを裏返えして聞きますると、一般会計では円滑な運営もできなければ、経理の適正も図れない、從つに無駄が多く、非能率になる、又收支も明らかにならない、こういうことになるのであります。
第二に、病院の事業経営という特別官廳であるから、その経理面を明確に整理して、適正な経営方策を樹てるために、その收支を明らかにする。こういうことでこのことを裏返えして聞きますると、一般会計では円滑な運営もできなければ、経理の適正も図れない、從つに無駄が多く、非能率になる、又收支も明らかにならない、こういうことになるのであります。
次に中央政府の方針に準じまして、行政機構の簡素化、職員の配置の合理化等を行いまして、地方財政を行政の合理化によつて経費の節減をはかりますとともに、國家の地方特別官廳の整理を行いまして、地方團体にやらせてよろしい仕事は、できるだけ地方に委せる。
なお届出あて先、またこの事業の監督につきましては、貨物の關係におきましては鐵道局長、これがただいまお話のございました點で、修正せられることになりますれば、監督行政を擔當いたします地方の特別官廳になりますが、その系統におきまして届出を受け、監督をすることになります。
それでお話のように、特別官廳の整理の問題、あるいは特別市の設定の問題、そういうものと附帶いたしましては、常にこの區域がこれでよろしいかどうかという檢討の必要が出てまいるわけでございまして、もちろん政府當局としても、たえずこの點は内部的研究においては、それとにらみ合わせながら、この間のところをどういうふうにうまく線を引いていくか、現實の要請と將來の理想、そういうところをにらみ合わせて、どういうふうにその
本年六月二十七日の調べとして先に内務省より配付せられましたる政府直轄地方特別官廳表というものを見まするに、出先官廳を有する関係中央官廳は実に内閣外七省に亘つて、出先地方官廳の数は四十五、これは東京都の調べによりますると五十八に及ぶ有様で、最近その数を著しく増加して、地方民は應接に邊なく、その濫設の弊に悲鳴を挙げておる有樣であります。
あらゆる施策と施設は府廳の所在地である京都市を中心として、南は山城、北は丹波、丹後の兩域に伸びているのでありますが、特別市制の實施によつてこの中央地區が獨立する結果、府の中心は別の地點にこれを求めなければならなくなりますが、二つの地區に分れ、その中央地區が別の行政區域となつた自治體の中心點を新しく求めることは、はなはだ困難であるとともに、この新たに定められた中心地に府縣廳を移すこととなると、國の特別官廳
本日は本委員會で當初から問題になつておりました政府直轄の地方特別官廳について、行政機構に關する本委員會の當然の問題といたしまして審議をいたしたいと考え、政府からまず現状についての説明を聽取いたしたいと思います。時間の關係もありますから、各省においても資料で補充を願つて、いつ現在の機構ができ、その目的がどこに重點をおかれておるのか。しかもこれは臨時的なものであるか、あるいは恒久的なものであるか。
大藏事務官 愛知 揆一君 文部事務官 近藤 直人君 厚生事務官 小島 徳雄君 農林事務官 清井 正君 委員外の出席者 司法事務官 關野 小郷君 文部事務官 久保田秀麿君 商工事務官 上野 幸七君 ————————————— 本日の會議に付した事件 政府直轄地方特別官廳
○國務大臣(木村小左衞門君) 地方に特別官廳を濫立する傾向があるが、これは地方自治の発達を阻害するものではないかというご質問であります。昨日船田君からの御質問の要旨と同一でありまして、西尾國務大臣が御答弁せられたことと記憶いたしておりますけれども、もう一ぺん繰返して申し上げておきます。 最近特に中央官廳が地方に出先機関を設けたことは、主として二つの理由によるものと考えられます。
從つてこのことにつきましては、現在必要な程度に止めまして、できるだけ地方に特別官廳を新設するということにつきましては、いたさないばかりでなく、また漸次これを整理いたしていきたいと考えておるのであります。