1948-06-24 第2回国会 衆議院 本会議 第69号
しかもこの点に関し、西尾君が不当財産取引調査特別委員会においてなされた弁明は、あの金は社会党書記長たる西尾個人に與えられたる寄付金で、党への献金ではないから、政令違反ではないと、こう言うておるのであります。しかしながら、こんな詭弁が断じて許さるべきでない、世間一般の通念が許さないことは、諸君が御承知の通りであります。
しかもこの点に関し、西尾君が不当財産取引調査特別委員会においてなされた弁明は、あの金は社会党書記長たる西尾個人に與えられたる寄付金で、党への献金ではないから、政令違反ではないと、こう言うておるのであります。しかしながら、こんな詭弁が断じて許さるべきでない、世間一般の通念が許さないことは、諸君が御承知の通りであります。
(拍手)この問題は、御承知の通りに不当財産取引調査特別委員会によつて審議されておる。まだ本会議には、その委員長たる武藤君からの中間報告さえも受けてはおりません。それを何を苦しんで、何をうろたえて、今日緊急上程をなさつたか。私はこの点がまず疑わしいのであります。 次に、尊敬する中野君の提案理由の骨子をなすものは、政令第三百二十八号違反であると、こう言う。違反のようには考えられます。
(拍手) 第一に私の指摘申し上げたいことは、不当財産取引調査特別委員会におきましては、すでに結論に到達しております。われわれは今日まで、国会の運営上、あるいは常任委員会、特別委員会において決せられた結論に対しては、おおむね本会議においては賛意を表しておるものであります。
進んで総理は、そういう点について平和条約が締結されて自由に行けるまで待つておれというようなことでなく、これは現在海外同胞特別委員会が國会内にもありまして、それも相当な成果を挙げておるというようなことに鑑みましても、この問題についてももう少し熱心に処理方針を樹立せられることをお願いいたしたいと思うのであります。
○参事(寺光忠君) この議案につきましては、前國会においては、特別委員会を設けてこれに付託した先例がございますが、今回は特に特別委員会を設けるまでもないと思いますが……。
————————————— 本日の会議に付した事件 國会法の改正に関する件 法案を付託すべき委員会に関する件 不当財産取引調査特別委員会の性格に関する決 議案 —————————————
不当財産取引調査特別委員会の性格に関する決議案の案件に関しまして、小委員会におきましてはいろいろ協議いたしました結果、次のごとくきまりましたので御報告申し上げます。 一、不当財産取引調査特別委員会の構成員は、その特別の使命に鑑み、不偏不党、厳に良心に従つて委員会を超党派的に運営し、慎重且つ敏速に調査を徹底し、日本民主化と政界官界財界党の浄化に資すべきである。
不当財産取引調査特別委員会の性格に関し、次の決議をいたしたいと思います。 一、不当財産取引調査特別委員会の構成員はその特別の使命に鑑み不偏不党厳に良心に從つて委員会を超党派的に運営し愼重且つ敏速に調査を徹底し日本民主化と政界官界財界等の浄化に資すべきである。 二、委員の更迭は衆議院規則に従い止むを得ない場合の外各派の都合によりみだりに交替させない。
○佐々木(更)委員 林君のおつしやる通り、委員会がそういう希望をもつてきたということからしましても、いかに現在の特別委員会がおもしろくない運営をしておるかがわかる。それだけに、私たちはこれを慎重にしなければならぬと思うのでありまして、委員会がそういうことを望んできたから、自主性を重んじようではないか、こういうことではいけない。
○淺沼委員長 それから今日は不当財産取引調査特別委員会の性格に関する決議案の審議をやるわけですが、その前に参議院からの回付案が、ずいぶん前からまわつておつて未解決になつておるものがありますので、その御報告を願つて、解決のできるものは明日の本会議あたりで……。
本日は議長の方から要求がありまして、不当財産取引調査特別委員会においてなされた決議について、当委員会に取扱い方に関して諮問がございますから、これを議題といたします。
○松岡議長 昨日不当財産取引調査特別委員会の——性格に関する決議案について、委員会の方から、これを本会議において院議によつて決議してもらいたいとの申出がありました。その内容は、ただいまお手もとに配付してありますが、この決議案の取扱いをどうするかにつきまして運営委員会の御意見を承りたいと存じます。
本案は衆議院における政党法及び選挙法に関する特別委員会の中に特設いたしました政党並びに選挙に関する腐敗防止法案起草小委員会におきまして、去んぬる二月四日以来鋭意起草にかかつたものでありまして、四月三十日衆議院の本委員会において正式決定の上、共産党を除く各派共同提案の形式を以て、即日、本会議の多数議決を得て本院に提出されたものでございます。
第五は、特別委員会についても閉会中活動し得る途を開くようにいたしたのであります。現在の制度によれば、特別委員会は会期中のみ活動し得るようになつており、閉会中は活動し得ないので不便が多いから、閉会中にも活動し得る途を開こうとするものであります。 第六は、市の監査員は、これを條例をもつて四人とすることができることといたしたのであります。
理事 田中 角榮君 理事 辻 寛一君 理事 石田 一松君 理事 中野 四郎君 高橋 英吉君 古島 義英君 明禮輝三郎君 足立 梅市君 佐竹 新市君 前田 種男君 小野 孝君 小松 勇次君 田中 健吉君 徳田 球一君 ————————————— 本日の会議に付した事件 不当財産取引調査特別委員会
不当財産取引調査特別委員会の性格に関する決議案 一、不当財産取引調査特別委員会の構成員はその特別の使命に鑑み不偏不党嚴に良心に從つて愼重且つ敏速に調査を遂行すべく所属各政党はみだりに党議を以て之を拘束すべきものではない。 一、委員の更送も嚴に衆議院規則に則つて之を為すべきもので所属政党に於てみだりに為しうるものではない。
兵器処理関係実地調査報告書 兵器処理委員会の業務代行機関である五社の内、鉄鋼部門の日本製鉄(山中委員、井本調査員)非鉄部門の古河電氣(野本委員、小磯調査員)及神戸製鋼(明禮委員、松本調査員)の兵器処理状況に付き実地調査を遂げた結果に関し綜合した事項左記の通り報告する 昭和二十三年六月一日 兵器処理小委員長 明禮輝三郎 不当財産取引調査特別委員会 委員長 武藤運十郎殿 一、連合軍より内務省
○北二郎君(続) 最近、不当財産取引調査特別委員会におきまして続々暴露されつつある、大政党の資金に絡まる醜態は、國会、政党ないし議員に対する國民の信頼をはなはだしく失墜したのであります。首相は常に、解散する理由はどこにもないと述べておられますが、この不当財産取引による莫大なる資金が大半選挙に使われたことは、あまりにも明らかであります。やはり旧態依然たる金銭政治である。
もうすでに特別委員会において、徹底的に今後調査されると思いますが、これは單に——今西尾君が大きな問題になつておりますが、彼一人の問題ではない。各政党において‥‥(発言する者多し)皆さん方のところに、どういう問題が將來発展するか、これを日本の國民はじつと見ていると思う。
もう一つ、私はここで詳しくは申し上げませんが、なぜ一体外國が日本の政治家を信頼しないかということは、今日の不正財産取引、あの特別委員会、あれを見たらよくわかる。何が行われておる。醜惡目をおおうものがある。(「共産党の賃金はどこから來ておる」と呼び、その他発言する者多し)公然と共産党の資金については‥‥ 〔発言する者多し〕
この機会に御審議願いたいと思いますことは、常任委員会におきましても、特別委員会におきましても、委員長が故意に委員会を流会に導くとか、開会しないという場合が往々起つてくるおそれがあるのであります。なぜかと申しますと、現実の面からいえば、さきの石炭國管の問題もあり、最も近い例として、昨日の不当財産委員会にもそれが見られるわけであります。
もし運輸省がほんとうに熱願をもつて鉄道再建をはかろうとするならば、不当財産取引特別委員会のごとく、帝國議会直属の國有鉄道の業務改善委員会なり、あるいは國有鉄道再建に関する特別委員会なりを常置的に設けるべきであろうと思います。これについて運輸省はどういうふうに考えておられますか。これは運輸大臣に聽きたいと思つておつたのですが、本日その点も披瀝いたしまして政府の所見を伺つておきたい。
國会の中に一つの特別委員会として置けというお話もありますけれども、これの審議事項は、能率の増進あるいは機械化、そういうような多分に行政に関することがはいつております。また運輸大臣の管轄下と言われますが、運輸大臣はたが会長としてその会の事務を処理するだけでありまして、決して運輸大臣の監督のもとにこれを審議していこうという考えはないのであります。
この言明によりまして明らかになりましたことは、第一は、目下衆議院不当財産取引調査特別委員会において問題となつておりまする、いわゆる西尾氏の献金問題について、檢察当局が目下調査中であるということが明らかになりました。第二は、これは問題にならぬものだと信ずるという声明があつたのであります。第三は、本献金は社会党に関係のない、西尾氏の純粹なる私的取引であつて、西尾氏に政令違反の罪がないと言明せられた。
○榊原(亨)委員 ひとつ申し上げたいことは最近不当財産取引調査特別委員会の傍聽者が非常に多くて、議員が聽こうと思つてもはいることができぬ。バツジを持ておる者はみなはいれるというので、小さい女のボーイのような人まではいつてきて場所を占拠して、委員も中にはいることができない。
次に先日本委員会において起草することに決定いたしました衆議院不当財産取引調査特別委員会における証人の宣誓及び証言等の特例に関する法律案につきましては、爾來非公式に協議いたしてまいりましたが、一應の腹案もできましたので、この際成案起草のために小委員会を設け、慎重審議いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
不当財産取引調査特別委員会の費用について次の決議をいたしたいと思います。 不当財産取引調査特別委員会の費用は、月平均額百万円を超えてはならない。右金額は衆議院の経費からこれを支拂うものとし、昭和二十三年六月から第三回國会召集の日までの支出に充てるものとする。本決議に御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大池事務総長 不当財産取引調査特別委員会の予算につきましては、先日御決議を願いまして、從來の金額では足りないので、一箇月五十万円を超えない範囲で支出ができるということに相なつておつたのでありますが、その後いろいろの情勢の変化で、この五十万円ではとうていやつていかれない。從いまして一箇月百万円以内の金でやりたいという申出がありまして、再決議を願いたいという御希望であります。
議 長 松岡 駒吉君 副 議 長 田中 萬逸君 運輸及び交通委 員長 川野 芳滿君 議 員 川合 彰武君 議 員 中村元治郎君 議 員 武藤運十郎君 事 務 総 長 大池 眞君 不当財産取引調 査特別委員会調
○淺沼委員長 そうすると不当財産取引調査特別委員会の費用に関する決議案は、これを採択することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○細野證人 実際においては政務調査会、選挙対策特別委員会は社会党の会計に統一するということに、たしか役員会あたりでもそういうふうにしなければいかぬということで、その責任者にそういうことが通達せられたはずでありますし、そうしてきておつたのでありますが、ただしかし政務調査会等につきましては実際は毎日の――建物なんかは別でありますし、毎日の金の出入りを一々本部の方でやるわけにいきませんから、実際は実行しなかつたのですが