1952-04-19 第13回国会 衆議院 通商産業委員会 第25号
特別大口需用を先に減らす方針であるか、それとも平等にこれをするのでおるかというようなことをお伺いしたいと思います。
特別大口需用を先に減らす方針であるか、それとも平等にこれをするのでおるかというようなことをお伺いしたいと思います。
それから次に例の三千キロワツト以上の特別大口需用に対するいわゆる三%の問題、これは同じく安本と同意見でございまして、大口電力全部の標準料金にこめて織込む必要があるのじやないか、その他供給條件につきましては、安本はそこまで触れておられない点が多いわけでありますが、先ず第一に周波数の変動、電圧降下と電気の質を低下させた場合には電気料金の割引を行うということを明確に規定してもらいたい。
通商産業省においては、電気事業者の工作物の保護、監督、自家用発電所の開設、運用、工作物の保守、監督、各府県の知事は、河川の水利権、安本においては、特別大口需用、電力の割当量のわくを取扱つておる。こういう今の電気事業のあり方というものは、一体どこが中心でやるのか。公益事業委員会に聞いてもはつきりしないような話である。
特別大口需用につきましては、年毎の製産量は殖やさないそのままの建前ではじいて 実際にはこれくらいの需用はどうしてもかかるであろうと思われるのであります。それはいろいろ超過使用量が相当に多いのであります。従いまして、この不足分を賄うといたしますると、これでもう水力は一ぱい計上してございまするし、石炭をこれ以上に廻すという方法をとる以外に目下のところ当面の補充方法はないのであります。
特別大口需用におきましては約全体の二倍の値上りということに相成つておるようなわけであります。それから当社としてこの料金構成で特に考えましたことは、割当制の廃止ということでありまして、これにつきまして各社とも割当制の廃止の方向に行つておりまして、それに成る標準の電力料を設けまして、それは大体年間の平均の量で取つておりますが、種別ごとにその標準の電力料以上の追加料金を頂くという建前にいたしております。