1962-03-19 第40回国会 衆議院 文教委員会 第15号
確かに平城宮跡調査委員会規則の第一に、国立奈良文化財研究所に特別史跡平城宮跡調査委員会を置くということになっております。それで、確かに今のお話のように、その研究所長がいろいろな調査を委嘱しておりますが、なおその研究所は文化財保護委員会の付属機関でありますからして、やはりそこに脈が引かれておるというような考え方をしておるわけであります。直接ではないわけです。
確かに平城宮跡調査委員会規則の第一に、国立奈良文化財研究所に特別史跡平城宮跡調査委員会を置くということになっております。それで、確かに今のお話のように、その研究所長がいろいろな調査を委嘱しておりますが、なおその研究所は文化財保護委員会の付属機関でありますからして、やはりそこに脈が引かれておるというような考え方をしておるわけであります。直接ではないわけです。
特別史跡平城宮跡調査委員会というものが事実上の諮問機関として置かれております。それは文化財保護委員会ではなくて、これの発掘を年次計画で実際にやっております国立奈良文化財研究所の所長の諮問機関として、非常に発掘が専門的、技術的、学問的でありますので置かれております。
それから、あとに特別史跡平城宮跡調査委員会の委員はだれだれであるかというお尋ねでありますが、これは石田茂作氏、梅原未治氏、大岡実氏、坂本太郎氏、未永雅雄氏、水野清一氏、原田淑人氏、服部勝吉氏、福山敏男氏、藤島亥治郎氏、村田次郎氏をもつて構成せられておるわけでございます。