1966-04-12 第51回国会 衆議院 産業公害対策特別委員会 第10号
その後ああいう大問題が起こってまいりまして、ケルシーさんはケネディ大統領から特別勲章を与えられた。そういうふうな、行政を担当する人は、一つの問題点を解決する場合に、常にそういう国民の立場に立って、いかに安全かということを追及するだけの専門知識がほしいということ、そういう意味で先ほど技術開発の問題を申し上げたのであります。
その後ああいう大問題が起こってまいりまして、ケルシーさんはケネディ大統領から特別勲章を与えられた。そういうふうな、行政を担当する人は、一つの問題点を解決する場合に、常にそういう国民の立場に立って、いかに安全かということを追及するだけの専門知識がほしいということ、そういう意味で先ほど技術開発の問題を申し上げたのであります。
従ってむしろ単一級の特別勲章を授与するようにする方が有効適切と考えられるのであります。このような理由で文化勲章が創設されたのでありますが、この点は今後とも同様と認め、存続することにいたしました。ただしその運用にあたりましては、従来よりさらに広く各方面の文化功労者を対象として審査いたす考えでおります。 褒章の制度は、明治十四年に関係法令を公布いたしまして、翌十五年から施行したのに始まります。
併しそういう考えでいろいろな特別勲章を設けて行けば、旭日勲章は一体どういうことになるか、これは本当に昔のように官吏とか、役人とか、政治家だけになつてしまう、それでは誠に困る結果になるという矛盾に逢着するわけでございます。そこにこの制度の一番何か割切れないところが存在いたすような気がしてならないのでございます。
それでこれを特別勲章になおす。文化勲章だけを置いて産業勲章をなくするということは何も意味はない。それはもう無意味に帰すると思います。勲章一本で行く。そうして運用を先ほど申しましたような点でよろしきを得るのが理想的である。
○委員長(竹下豐次君) もう一つ伺いますが、文化勲章と産業勲章を特別勲章として置くという前提の下に考えると、そのほかにも又特別勲章を設けなければならないものがありはしないかということはお考えでございますか。
それから勲章の区分等につきまして、私どもとしまして特別な関心のありますのは、特別勲章として産業勲章を設定しよう、こういう案になつておりますが、この産業勲章を設定いたされますことについてはけつこうであろうと思います。
新たに産業勲章を設けましたのは、産業の発達に関し特に優れた功労者の表彰のためには、単一級の特別勲章を設けるほうが、実際上適当と考えたからであります。 位の制度は、これを存置し、今後は勲章と並んで、功労者表彰の一方法とし、表彰の方途に潤いを持たせたく考えるのであります。
次に産業勲章を設けるという問題でございまするが、これは産業経済方面の特に優れた功労者に授与するものといたしまして、丁度文化勲章に匹敵するところの単一級の特別勲章、こういうふうにいたすつもりであるのであります。元来純理論的に行きますと、普通勲章というものがありますれば、このほかに特別勲章を制定する必要はないとも言えるのであります。
次に産業勲章を新しくつくることをお願いしようという問題でございますが、これは産業、経済方面の特にすぐれた功労者に授与するものとしましても、ちようど文化勲章に匹敵するような単一級の特別勲章というふうに考えられておるのであります。元来こういうような特別勲章ば、普通の勲章がありますと、ほかにつくるという理由は理論的にはないのであります。
新たに産業勲章を設けましたのは、産業の発達に関し特にすぐれた功労者の表彰のためには、単一級の特別勲章を設ける方が、実際上適当と考えたからであります。 位の制度は、これを存置し、今後は勲章と並んで、功労者表彰の一方法とし、表彰の方途に潤いを持たせたく考えるのであります。
普通勲章は一種五級になつておりますが、これは、在來の種類も雑多で等級の数も多かつたものを簡素化せんとするものであり、文化勲章を設けましたのは、文化の特殊性に鑑みまして、單一級の特別勲章をもつて表彰せんとするものであります。 次に、新たに功労章の制度を設けましたのは、新勲章が簡素化せられたのを補いまして、廣くあらゆる方面にわたつての功労ある國民を表彰することを目的としたものであります。