2021-05-19 第204回国会 衆議院 経済産業委員会 第14号
また、金融機関による伴走支援などを条件に、信用保証料を〇・二%まで引き下げる伴走支援型の特別保証制度、これも四月一日より開始をしてございます。こちらも、民間による実質無利子融資とは別途、四千万円を上限にお使いいただける、こういったものでございます。
また、金融機関による伴走支援などを条件に、信用保証料を〇・二%まで引き下げる伴走支援型の特別保証制度、これも四月一日より開始をしてございます。こちらも、民間による実質無利子融資とは別途、四千万円を上限にお使いいただける、こういったものでございます。
○梶山国務大臣 委員御指摘のとおり、本年四月に開始しました、一般枠において経営者保証を不要とする事業承継特別保証制度に加えて、今回の法改正によって新設する特別枠において経営者保証を不要とする経営承継借りかえ関連保証制度についても、返済緩和中でないということを要件として含めることとしています。
資金繰りの支援ではどうか、この問題を見てみたいと思うんですが、規模は五千億円から一兆六千億円ということになりましたけれども、二〇〇八年のリーマン・ショックのとき、私も思い起こしますけれども、あのときには緊急保証制度二十兆円ということで、そして一九九八年の、先ほどもありました金融危機では、金融安定化特別保証制度ということで三十兆円。
経産省に聞きますが、リーマン・ショックのときは二十兆円の緊急保証制度、九八年の金融危機のときは金融安定化特別保証制度、三十兆円まで拡大しました。ところが、今回五千億円です。これ二月十三日に決めたわけで、事態は全く変わっているわけですから、これは思い切って拡充をするべきじゃありませんか。
これもまた財務省、反対でありましたけれども、結果的に、その十年前ぐらい特別保証制度というのがありまして、あの当時五千万円、そしてこの緊急保証制度のときにも、財務省は五千万と言ったんでありますけれども、経産のグループは一億円、結果、間を取って八千万ということになりましたけれども、あの緊急保証の八千万円、あれも中小・小規模企業の皆さんにとっては大変よかったんではないかな。
ただ、御記憶があると思うんですが、当時の特別保証制度については運用の過程でいろいろなお話がありました。一〇〇%保証にしたために、ややもするとモラルハザード的なことが起きたのではないかという御指摘等もありました。
○副大臣(松下忠洋君) 今委員御指摘のとおり、この特別保証制度というのは、これは平成十年に導入した制度でございますけれども、当時、山一証券の破綻をきっかけにしまして金融機関に相次ぐ破綻が起こる、そしてそれが引き金になって我が国金融システムの危機が大きく広がってきたということで、資金繰りに影響を受けた中小、小規模の企業に対して信用保証協会による一〇〇%保証、これを、資金供給を行ったものでございます。
その前にはこの特別保証制度、その当時の非常にいろんな経済状況、金融状況、今と比較するかどうかは別といたしましても、非常に緊急的な事態を招きましてのそうした特別的な手当てだったわけですね。
この特別保証というものは、御案内のとおり、平成十年の十月から二年六か月間、十三年の三月末までこの特別保証制度が施行されたわけでありますが、その当時を振り返っていただいて、この特別保証制度、どういう点が非常に使い勝手が良かったのかということについて、副大臣はどう評価されていますか。
マニフェストには、今委員御指摘のとおり明記をしてございますので、これは、十年前、大変利用者に好評であった特別保証制度、いわば審査においてネガティブリスト方式で、たしか税金の滞納がない限りは基本的には応じていただけるような、そういうものを想定してのマニフェストの明記でございます。
民主党は、総選挙の民主党政策集で、特別保証制度を復活させ、保証制度をより使いやすくしますと公約しました。本法案にとどまらず、公約どおり特別保証制度を復活させれば、追加融資の懸念もなくなるのであります。なぜ特別保証制度の復活を行わないのでしょうか、経済産業大臣の答弁を求めます。
二つ目の御質問の、特別保証制度の復活に関する件でございます。 年末に向けて、資金繰り対策に空白期間を設けてはならない、私どもは今これが一番大事だというふうに思っております。したがいまして、まずは、緊急保証やセーフティーネット貸し付け、中小企業金融円滑化法の施行や条件変更対応保証により、中小企業金融の円滑化に全力で取り組んでまいりたいと思っております。
資料二を御覧いただきたいのですが、資料二にお付けしておりますのは、これは御存じのとおり平成十年十月から平成十三年三月まで実施されました中小企業金融安定化特別保証制度、いわゆる特別保証と言われていた制度の月別の承諾実績です。
最後に、九八年十月に二十兆円の中小企業向け貸し渋り対策の特別保証制度が実施されました。今年も一次補正で保証枠の拡充六兆円、それから政府系金融機関のセーフティーネットが三兆円、合計九兆円が実施されております。 ただ、その効果ということを見ていきますと、十一ページを御覧いただきたいと思います。非常に小さいので申し訳ありませんが、このときの、九八年十月に実施されたときの件数が千六百件台でした。
○三谷委員 先ほど、信用保証制度、特別保証制度のお話の際に、これは相対的かつざっくりしたお話ですけれども、平成十年当時と今の危機時とでは、貸し手、借り手、金融機関側あるいは中小企業側の持つ状況は違うのだということを申し上げました。先般も、日経新聞にも報じられていました。地銀を初め地域金融機関の減益が報じられています。大幅な下方修正だということが報じられています。
平成十年に出された中小企業金融安定化特別保証制度、その概要と仕組み、特徴、そして実績について簡潔に説明をお願いいたします。
○三谷委員 この特別保証制度が導入されたときの状況というのは、私も隅の方でかかわっておりまして、よく覚えています。 金融システムの底がもう抜けるんじゃないかと懸念するぐらい、大変厳しい危機的な状況がありました。前年には拓銀、山一が破綻をしましたし、ちょうど導入時には長銀、日債銀の破綻といったこともありました。まさに、銀行は不良債権処理に追われていました。
後で質問させていただきますが、例えば中小企業に対する特別保証制度などは二兆数千億円たしか損失が出ているはずです。いや、あれが悪いと言っているわけではなくてですね。
結局、中小企業にとってこの平成十年から三年間行われた特別保証制度というのは極めて有効だったんですよ。しかし、結果として、予測された事故率の中でそれが発生をした。しかし、回収率は極めて予想以上に悪いんですよ。本当に悪いんです。今二兆一千億ぐらい未回収と。これ場合によっては、多分、償却して回収できませんよね、長官は言いませんけれども。 この二兆一千億、確かに大きな金額ですよ。
委員御指摘ありましたように、この特別保証制度の代位弁済額、約二兆五千億円でございますが、現時点では三千六百億円が回収されておりまして、御指摘ありましたように二兆一千億円程度がまだ残っておるというふうなことでございます。先ほど申し上げましたように、保証協会とこの保証協会がつくりましたサービサーにおきまして引き続きこの回収に努めていきたいというふうに考えてございます。
そういう中で、実は、平成十年度に、あれは十三年か、例の金融安定化特別保証制度、平成十年ですね、行われて、約、総額、三年にわたって三十兆円の保証枠をつくってやりました。私はあれは非常に実は効果があったと思うんです。
特に平成十年の特別保証制度ができてからというのは、これは随分拡充もされましたし、どうしても必要なものなんです、まさに本来の業務の方が。 心配なことというのは、その保証業務に、協会によってあるいは地域によって、逆に言ったら財政状況の悪いところが必要なところというところもあると思うんです。
ちょっと思い出しますと、十年前でございますけれども、平成十年には中小企業金融安定化特別保証制度が創設されました。そして、その年度に二十兆円の保証枠を使い切って、次の十一年度に新たに十兆円増額をした特別融資制度というものがあったわけでございます。
○国務大臣(冬柴鐵三君) 去年の九月ごろから、私、中小企業の方が多いと、大企業は別として中小企業の方が多いということの認識がありましたので、産業経済大臣にお願いをいたしまして、あの貸し渋りのときの、平成十年あるいは十一年というときの中小企業金融安定化特別保証制度というものを発動してほしいということでやっていただき、最初は業種も限られていましたけれども、もっと広くしてほしいということで、現在は、委員から
○小池正勝君 それでは、せっかく今日は総裁もいらっしゃるわけだから、総論だけではなくて各論の方も御質問をさせていただこうかと思いますが、中小公庫さんがおやりになっている中で、中小企業金融安定化特別保証制度というのがあります。
特別保証制度につきましては、私ども、十年度から十二年度までの決算検査報告におきまして、特定検査対象に関する検査状況として掲記をいたしておるところでございます。 その中で、特別保証制度創設以降の保証承諾あるいは代位弁済、回収等の状況、それから収支の状況等について分析しております。
○澤雄二君 今参考人が言われました、貸し渋り、貸しはがしのときというのは、正に九七年ごろがそのあらしのときでございまして、そのときに、今言われた特別保証制度で非常に好条件で低利で中小企業に対して融資を行ったと。
山下先生御案内のとおり、九七年の金融クラッシュの後、私どもは中小企業の救済ということで全力を挙げまして、九八年から特別保証制度をやりました。百七十二万件、三十兆、これはもう想像を絶する緊急避難でしたけれども、四百五十万件あると言われる中小企業の中で、ほとんど三人に一社はこれを活用したわけです。これは本当に私は生きたと思うんですね。