1985-03-06 第102回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
御承知のように養蚕農家の場合には、もちろんかなり専業的な経営もございますけれども、多くは複合的な経営であったり地域の特作をつくっておられますが、今までの状況から見ますと、地域によって差がございますが、全体的には畑作物でございますので、一番転換先としてとられることの多いのは野菜でございます。それから果樹、そういうものが多くなっております。
御承知のように養蚕農家の場合には、もちろんかなり専業的な経営もございますけれども、多くは複合的な経営であったり地域の特作をつくっておられますが、今までの状況から見ますと、地域によって差がございますが、全体的には畑作物でございますので、一番転換先としてとられることの多いのは野菜でございます。それから果樹、そういうものが多くなっております。
それから同時に、やはり共済の問題でありますが、野菜とか特作についての施設園芸というものが、私はこれからやはり相当伸びてくると思うのです。これに伴って施設共済というものが最近設計をせられまして、これは加入をしておる人も相当多くなってきております。
南九州地区については、まあ、ほぼ現在の状態を維持されておるというふうな状態になっておると思うのでございますが、そこでやはり、イモをつくるに適しておるし、またイモをつくる必要があるところ、いわゆる特作地域、そういうふうな地帯は、やはり生産を強化するというふうな形にいくべきではないかと考えておるわけでございます。
次の点を御質問いたしますが、普及員というものを、これを大体一町村一名ということに配置をされるようですが、この際普及員の仕事というものは、これは一町村に一人ずつおる人が、その町村の例えば畜産についても、果樹についても普通作についても、特作についても大体全般的に指導されるようなお考えであられるのかどうかということであります。
これに関連いたしまして申し上げますが、ひよう害というものは、その結果が收穫にそのまま現われて来るのに相当時間がありますので、これがひよう害の対策というものは非常に救助の方法がむずかしいと思つておりますが、ただいま話にありましたような資金の貸付をするとか、あるいは病虫害の善後策を講ずるとかいうようなことがありますが、そのうち肥料の問題で、大体において今の段階では窒素肥料は—桑は別でありますが、ほかの特作