1955-01-24 第21回国会 参議院 法務委員会 第2号
植民地を特つて支配していた日本の側の感覚というものと、植民地としてそれが支配されていた国とのお考えというものとはこれは非常に違う。しかしそれは植民地としての国の考え方が百八十度というか、根本的に転換しないと、その問題は私は解決しないだろうと思う。そのために今日までじんぜん日を送つておることだと思う。
植民地を特つて支配していた日本の側の感覚というものと、植民地としてそれが支配されていた国とのお考えというものとはこれは非常に違う。しかしそれは植民地としての国の考え方が百八十度というか、根本的に転換しないと、その問題は私は解決しないだろうと思う。そのために今日までじんぜん日を送つておることだと思う。
言いかえれば、非常にそれに食い込んで困りはしないかということをわれわれ懸念するのですが、これに対してどういう御対策を特つておられるか。
ことに最近中南米に行かれまして、その際に得られたところの、現在の情勢から日本というものを見られる上についての知識を外分に特つてお帰りになつたということを承知しておりまするので、これはわれわれがもと満州においていたしましたときの成功した面と、それから失敗いたした面とを深く考えられれば、必ずや将来のため、日本の経済の自立のために、今までにない新機軸を出されることと私は考えています。
それが前内閣の自衛力増強にどれだけの影響を特つておつたかということも、私としては存じません。併しこれは将来のアメリカ関係において、いろいろ必要なことになるだろうと思いますからして、十分その点を調査する必要があると思つております。それから自衛力の点につきましてはこれはアメリカ関係というよりも私は在野時代から自衛の軍備というものは必要であるという議論、又考え方に立つております。
今すぐそれじや国交を新たにどういう工合に設定するかということを実は言う時期に達しておらんと思うから、今は通商方面に専ら実際的に力を注ぎ、それが将来積立てられて行く、将来の考え方については、私は非常に新なた気持を特つてやらなければならん、こう思つておるわけです。
こういうふうな場合に、こういうふうな要望の決議がなされた場合に、この要望をどの程度実現し得るところの具体案を特つておられるかどうか。その点についての政府の御所信を伺つておきたいと考えるのであります。
○説明員(川上為治君) これは例えば出光とか、そういう油の専門会社のほうから、例えば大洋漁業とかそういうところでは買付をしておりまして、それは必ずしも、内地に持つて来て、国内に特つて来てそうして渡しておるというところもありましよう、或いは向うで渡しておるというところもあるのじやないかと考えます。我々のほうももう少し調べて見ないとはつきりしたことは申上げられませんが。
先ほどの京都府の問題、あのときに財政部長はこれこれの案を特つて来なければ、大蔵省に折衝ができないということでありましたが、一体自治庁は大蔵省から一つの厳命を受けて、その点にかなうようなことをやらなければ、もうあつせんできないのかどうか。地方自治団体の苦しい状態、そつちの方を救い上げてやるという立場で大蔵省にぶつかるのがほんとうじやないか。
になりました際にも、先方ちよつと触れたわけでございますが、その後はつきりいたしましたことは、かねて御報告申上げておりますように、来年十月頃を目途として商大の接収解除という問題を実現するようにすると、かねて申しておりましたのが、来年の半ば頃までに何らかの処をしたい、多分できる予定である、今日それを確定させて発表するというわけにはまだ来ておらないけれども、来年の半ば頃を目途として処置できるという事態に特つて
これが決定されました現在、たまたま七月の契約更改期に入りまして、各業者とも米側の出先機関JPAとの間に、新契約に対する話合いが始まつておるわけでありますが、この経過をわれわれが仄聞しますところ業者としましては、このような決定を見た以上、この七月の契約においては、当然これが内容において遵奉される、こういうような主張を特つておるにもかかわらず、JPAとしては、そういうことは知つてはおるけれども、要求の実施
私はこういう意見を特つておるのであります。これはいろいろまあ理由がございますが、仮に東京を国家警察にする、他の府県と別のものにするということになりますと、地域的に又個々に自治体警察と国家警察の二棟類のものができて参るのであります。これは実は何と申しまするか、伝統的な国と民間との関係というような性質の逢つた二種類の行政組織ができますと、これは連絡協調等のために非常に不都合が起る。
従いまして、国、地方を通じて同じように所得の額を見ている個人と法人との間に、特に個人に対して不利になるようなことのないように特つて行かなければならない、これは全く同感でございます。これにつきましては、個人の場合には記帳が行われない。従つて正確な所得というものがなかなか把握されない。ここに一つの大きな欠陥があるんだろうと思うのであります。
でありますので、やつぱり百四十三条そのままではどうしても合理化ということはできないんじやないか、ここまで参りまする合理化は少くともできないという考えを特つておる次第なんです。
なおるものがなおらないということがございますし、早くなおす必要がございますので、吉田総理にあなたからぜひお伝え願いたいのですが、上杉謙信が甲州軍に塩を送つたような気持で、(笑声)実は私は名医をほんとうに存じておりますから、一日にしてなおす名医でございますから、ひとつそのことをきようぜひ電話で大磯の御殿へお伝えただいて、そのの結果よくなりましたら、すわつたままで御答弁いただいてもけつこうですし、あるいはソフアーを特つて
あるいはアメリカの国でありましたら、汎米相互援助条約というものが協定の背後に参りますが、日本の場合は国連憲章と、平和条約と、安保条約というものが、思想的の理念のつながりを特つてこの協定の背後に来ておるわけであります。
日本の言葉でいえば統帥権、今日のアメリカのアイゼンハウアー大統領の特つておる統帥権に匹敵すべきものになつて来た。これは単に警察の指揮権とはわけが違います。外国の軍隊と戦争することを宣言し、しかも外国の領土へ行つて戦争することができるというふうな解釈になりますと、統帥権というものは、各国の憲法を見ますとこれは明らかにその国の元首にあります。
結局机にすわつて、書類が来ないかと思つて判こを特つて待つておる人がたくさんおつて、実際に町をまわつてほんとうに市民を保護する人が割合に少いというような形があるように思うのであります。そういうことが能率の上らぬもとじやないかと考えております。能率が上らない原因の一つは、小さな都市でもそういうことがあり得るのじやないかということを考えておるのであります。
○宮崎参考人 現在の状況につきましては、国家公安委会に全部の案を特つて行くわけに参りませんので、私のところでは、本部の次長、部長、課長、それから各署の署長の異動案をつくります場合には、必ず持つて行つて御承認を得て発令するようにしておりますが、今まで、あの署長をやめさせたければいかぬとか、あれをこつちに持つて行かなければいかぬというようなことの、御要求を受けたことはございません。
○村瀬委員 一応御答弁はそれだけを開きますと筋道が通るのでありまするけれども、私は、もつと根本的に、私有財産と在外資産というものについての政府の基、本的な考えはこういうところにあるのじやないかという点について、はなはだ疑問を特つておるものであります。
そうしてひとつ勇猛果敢にこの問題を処理されて、いたずらに関心を特つて見守られるなんという、お上品な消極的な責任を持つた意思表示をされると、大蔵省は責任を回避するんじやないか、こう言われるのでございますから、この速記録でよく犬養法務大臣の答弁をお読みになれば、当然あなたとしてとるべき方法があると思うのです。そこでよくお考えくださるようにあらためて献策しておきます。
○政府委員(前谷重夫君) 我々も本年の作柄につきまして、特に米が下つておりまするので、食糧全体としての確保というためには森田委員と同様の考え方を特つておるわけであります。例えば昨年度におきます甘藷の価格を農家手取り価格といたしまして、実在統計から推算いたしますると、二十七年度におきまする五月から九月までの状態をみましても、平均いたしまして二十四円八十九銭というふうになつておるわけでございます。
全然これを予定をしておらないということは、れだけこれに対しては熱意を特つておられないと考えるのであります。まだこれは下見の程度で、本日これを出されたのでありまして、今日の郵政委員会においていろいろとまたお考えの上、これはかわるものであると考えておりますので、特にこの点は念を押しておきたいと思つて、もう一言御答弁を願いたいと思います。
ただ日銀人というか、ずつと以前から中央銀行でやられておつた人は、中央銀行けこうあるべきだというような考えを特つておられるようですが、終戦後の非常な混乱期を経過いたしまして、こういうような仕事になれまして、いわゆる習い性となるというか、中央銀行というのはこういうものだというように思われておる方が多いのではないか、従つて本来あらねばならぬような形に日本銀行の方々がなられるように、政策委員会の方でもひとつ