1966-06-30 第51回国会 参議院 決算委員会 閉会後第2号
使用価値ということを検討していきますとそうなるので、やはり私はエンゲル係数というものが絶対物量方式よりもその時世時世の国民一般の経済的な水準の流動というものに対処し得る一つの方法ではないかというふうに考えるわけです。
使用価値ということを検討していきますとそうなるので、やはり私はエンゲル係数というものが絶対物量方式よりもその時世時世の国民一般の経済的な水準の流動というものに対処し得る一つの方法ではないかというふうに考えるわけです。
なお炭労のほうについて申上げますとこれもすでに申上げたことでありますが、七月十六日から二十一日の間、炭労の第六回臨時大会におきまして、十月以降賃金闘争方針を決定いたしまして、賃金要求額は半物量方式によつて算出する、なお交渉方式は中央大手十七社を中央ブロックとして対連盟交渉をする、その他の各社は地方ごとに中央に準じて地方連盟対炭労地方ブロックの組織交渉をすると、こういうことで打出しまして、なお八月十七日
ただ我々の考えは、この電産の要求たる物量方式の基礎によるカロリー二四四〇、蛋白八五・二による、その文化生活総所経費の合計を要求していることは、現実の貧困なる日本経済全般と国民の耐乏生活の実態から見て、余りにもそ実情に副わない点が多いのでありまして、見方によりますれば、一種の欲望賃金の上に立つての考え方であると見られるのでありまして、大いに研究を要するものでありますが、(「駄目だ」と呼ぶ者あり)これが
現にいろいろ新聞に出ているのを見ましても、五人家族か何か知りませんが、手取り七万円、さもなくば全部物量方式によつて二万幾らとか、相当な数字を要求しております。が、なかなかこういうものは日本の企業の実態からみてもむずかしいことでありまして、いつも経営者のみが悪いということは言えないのではないかと思います。
で全物量方式というものはいろいろな所でいろいろのことを考えておるわけですが、例えば飲食物費でありまするとか、或いはそういつたはつきりした消費が眼の前で極く短期間の間に行われるというようなものにつきましては、これは成るほど或る程度の意味は見出し得るというように思つております。
こういうようにまあ考えられるのですが、今全物量方式は非常に厄介だと、こういうことを言われるが、厄介な点を科学的に究明して行つて、そうしてそのほうが現実に合うんだからして、それをやるというような考えはまだ人事院としては持つておられんのか。やはり頭打ちをしておつても、従来の方式でやらなければならんという何か根拠があるのですか。
○木下源吾君 今の問題ですが、C・P・Sでも地域給の問題のときに甚だ不十分だということは人事院も認めておるし、これをもつと合理的な科学的なという点についての研究もせられておると思いますが、今民間労組のいわゆる全物量方式というものが、より私は正確ではないか、こういう点を考えておるので、その点について一つ見解を聞いて見たいと思います。