2004-11-15 第161回国会 参議院 行政監視委員会 第3号
そういう中で、今お話ありました六月に国土交通省としてまとめました国土交通省環境行動計画の中に、柱の一つとしまして、水質の改善を含めて持続可能な国土づくりを進めるために、流域が一体となって取り組む水と緑のネットワーク化計画、それから水・物質循環システム健全化を取り上げたわけでございます。
そういう中で、今お話ありました六月に国土交通省としてまとめました国土交通省環境行動計画の中に、柱の一つとしまして、水質の改善を含めて持続可能な国土づくりを進めるために、流域が一体となって取り組む水と緑のネットワーク化計画、それから水・物質循環システム健全化を取り上げたわけでございます。
これによりますと、水と緑のネットワークの形成や水・物質循環システム健全化プログラムにおいて、水生植物を利用した水質浄化の推進、雨水の貯留・浸透施設の整備など、指定湖沼の非特定発生源対策として望まれる総合的対策が盛り込まれております。
やはり何と言っても、こういった消費者の安全性志向あるいは自然志向にこたえながら、特に中山間地域を中心といたしまして、中山間地域に存在するいろんな地域資源、そういうものを利用して物質循環システムといいますか、そんなものを巧みに生かしながらやっていく農業の一つというように我々としては位置づけ、支援し、推進していくことが重要ではないかというふうに考えております。
いずれにしても、この地域の資源の物質循環システムを巧みに生かした農業のあり方の一つとしてこれを位置づける、あるいは支援し、推進をしていくことが必要だというふうに私ども認識をいたしております。
有機農業は、通常の農業に比べて労働力が、まあ時間も多くかかる、あるいは収量も劣るという面がありますが、消費者の安全性の志向あるいは自然志向にこたえながら、地域の資源の物質循環システムを巧みに生かした農業のあり方の一つとして位置づけ、支援し、推進していくことは重要だ、こう考えております。
それで、こうした有機農業につきましては、通常の農業に比べますと非常に労働力が多くかかるとかあるいは収量が劣るというような面もあるわけでございますけれども、先ほど申しました消費者のそういったニーズにこたえるということで、我々といたしましても今後中山間地域などを中心といたしまして、そこにある地域資源の物質循環システムをうまく生かした農業のあり方の一つと位置づけて推進、支援していくことが重要ではないか、こんなふうに