1947-08-28 第1回国会 参議院 農林委員会 第13号
第三は、農業會が現に行なつておりまする行政上の事務、即ち農産物の供出督勵、或いは指導、或いは報奨物資の配給、生産の調査指導、こういうふうな國家行政の部面を擔當しておる事項が少くないと思うのでありますが、今後においてはこれに對して政府の現在ある機構を以てしては頗るこの實施の徹底が困難だと思いますが、それに對する對策如何。
第三は、農業會が現に行なつておりまする行政上の事務、即ち農産物の供出督勵、或いは指導、或いは報奨物資の配給、生産の調査指導、こういうふうな國家行政の部面を擔當しておる事項が少くないと思うのでありますが、今後においてはこれに對して政府の現在ある機構を以てしては頗るこの實施の徹底が困難だと思いますが、それに對する對策如何。
具體的な數字内容については本日用意をいたしておりませんので、適當な機會に申上げたいと思いまするが、いずれにいたしましても御指摘のように協同組合を作りましても、その生産面においては農機具、肥料、農業必需物資というものが相當必要であることは當然でありますので、政府といたしましては、これらの農業用必需物資について責任を以て、相當これが配當に盡力するということは當然であると思うのであります。
○平野國務大臣 農村必需物資に關しまして、特に農民の立場を十分に考えまして、農林省が特別に畫力をいたしますことは當然であります。御趣意に從いまして十分善處したいと思います。
○山添政府委員 公團の取扱います物資に對して協同組合がどういう役割をもつかということは、物資によつて違います。肥料のごときを例にとつて申しますれば、中央の公團は末端の小賣業者に肥料を流す。その小賣業者は何ぞやといえば、農業會または將來の農業協同組合竝びに商人であります。
主食におきましても、あるいは蒔炭、その他木材におきましても、ほとんど國家の必需物資というものの生産は、農民の増産にまたなければでき得ないのであります。そういう點から見まして今まで農業會の行はれてきた觀點から見ますと、事業がほとんど資金難、その他物資難である。商工業者の方は、一例をあげるならば、肥料會社等において肥料の増産をする。
それはいろいろな物資關係とか、その製造能力とかいう面から考えまして、検討を加えておりますが、教科書は全國的に相当膨大な數量を要するものでありまして、簡単な小さな生産機關をもつていたしましてはこれは困難でありますから、特殊な生産機關がやはり要るという面もあることはあります。
○永江政府委員 ただいまの御趣旨まことにごもつともでありまして、特に學童の教科書を初め、各種の學用品については、物資不足の折柄でありますが、文部省としてできるだけの努力をいたしておるのであります。ただこういう際に努力をしておるという抽象的なことを申し上げて、その責を逃れようとするわけではございません。
ただこの問題に関連いたしまして、豫算の面から見まして、全額の國庫負擔をしてこれを行つていくということは、望ましいことではありまするが、特に豫算ばかりでなくして、これを裏づけする物資におきましても、各地方においてそれぞれ創意くふうを凝らされまして、その蔓全を期せられておりますことは、文部省としても非常に感謝をしておるところでありまするが、いずれ問題になつてくると思いますから、この際この請願の趣旨に對して
○深瀬説明員 今局長の申しましたことについて、ちよつと補足して申し上げますと、大體食糧と肥料、それから食糧増産用、漁業用資材、こういう日本國民の生活を維持するに必要な物資は、大体米國の豫算で見てくれているわけです。これは救濟關係の保障は、はつきりわかりませんが、大體この勘定に見てくれるだろう。大體そういう見當でおりますから、今の勘定は大體合つていくのじやないかと思います。
これを指摘して隱退藏物資の委員會に知らしめて、この機會であるから各方面の徹底的な摘發を行つてもらつて、その品物を速やかに水産委員會の希望する漁業會方面にまわしてもらうのが目的だというのです。だから調査に行くといつても摘發に行くのじやないという先ほどの意見でした。
それは、一調査する事項、隱退藏漁業物資に關する件、調査の目的、隱退藏漁業資材の活用、調査の方法、小委員會の設置、派遣、資料要求及び公簿の説明聽取等、その他關係方面より意見の聽取、こう書いてあります。そうしてその目的はこういうことで、方法はこういうことをしたいということであります。私はそれを申しただけでございます。
○中西功君 尚その上、實はこれに物として入つていないもので實際我々の必要物資の中に入つている物があるわけであります。それは我々日常消費しておつて分り切つたことで、ここに書いてある部分は極めて少いのであります。もつと澤山のものを我々は消費しております。その場合、その他という最後の項目で、この表では四十圓八十九錢しか見積つておりません。
こういう現状でありまして、その現質から見まして更に最近の物資需給の状況等を勘案いたしましても、その當時と今と比べまして、今擧げられたような諸消費物朴は需給關係がよくなつておりませんので、過去一ケ年間くらいの間の實情を更に飛躍的に増加えるという實情にない。遺憾ではございますが實際の状況としてそういう物料を計算いたしておるわけであります。
交易営団に所属していた物資は横流しをされたというように、いろいろと伝えられて疑惑を投げられておる。今日われわれは政府が指導し、また政府が戦争中おつくりになつた交易営団のあり方を知つておきたい。これはどこまでも日本貿易の備える一つの用意といたしまして、従来行われておりました日本貿易のあり方を知りたいと思いますから、どうか貿易庁が御提供願えるというのであれば、資料を御提供願いたい。
それでは一つ公聽會に代るべきものとして、この隱退藏物資に關する委員會の專屬として來ておられる新聞記者、報道關係の諸君と一度懇談をしてみたらいいだろう。
○加藤委員長 それでは皆さんにおはかりいたしたいと存じますが、本委員會設置以來十數囘にわたりまして、主として委員會の本來の使命である點よりは、たまたま問題になりました世耕情報なるものに關連して、一つは官憲が摘發にあたつて妨害したという事實に對する調査と、ただいま申しました摘發に關する官憲妨害の實例としての東京都下における水あめ事件と、栃木縣下における摘發事件と、これに關連する物資處理の問題についてと
小島 徹三君 矢野 政男君 鍛冶 良作君 北浦圭太郎君 明禮輝三郎君 村上 勇君 野本 品吉君 中野 四郎君 徳田 球一君 出席政府委員 總理廳事務官 國鹽耕一郎君 委員外の出席者 議 員 世耕 弘一君 ————————————— 本日の會議に付した事件 隱退藏物資等
そのためには從事勞働者の生産意慾というものにもわれわれは非常に期待いたしておりますが、同時に必要な物資等につきましては、もちろんできるだけこれを確保いたしたいと考えております。
たとえば肥料を報奬物資としないといつたような點、あれらについても、この委員會の審議權について、大臣の誠意のほどを思わざるを得ないのでありまして、先會來農林の常任委員會の諸君から、大臣のこの席に出てくることが少い。大臣はまもとに冷膽じやないかという聲も再々あつて、今日に及んでおります。
ただいま肥料の點を御指摘になりましたが、私は成瀬委員の質問に對して、肥料を報奬物資として扱うことは、原則としていたしたくない。こういうことをはつきり言うておる。あなた方に前に申し上げたこと、車中談等で言うたことについて、何ら間違つておらぬ。ただ新聞の扱い方が、その時その場合において、扱い方によつて印象が違うことは、これは私の罪ではなく、新聞の扱い方によるのであると思います。
○平野國務大臣 無論土地改革及び農業協同組合法を徹底するということは、現在の日本としてきわめて重大なる仕事でありますので、これらに必要なる所要經費、所要物資等については、相當優先的に手配をいたすことは當然でありますが、今ここにどれだけの紙の用意があるということは明言できませんけれども、必要なる分量については無論用意をいたす決心であります。
○土井委員 隱退藏物資に關することであれば中野君の意見に同感である。水産に關係する漁業用物資であるから特別に小委員會を設けて調査摘發するという形は、すでに隱退藏物資に關する特別委員會が設けられておるのだから、一切をこれに付託するのが當然である。
○中野(四)委員 もし漁業用資材に關する隱退藏物資の對象があるならば、隱退藏物資等に關する特別委員會と緊密な連絡をとり、その方面で安本なり適當な機關を發動して十二分に目的を達することができる。ただ單に調査のために小委員會をつくつて委員を派遣することは異な感じがする。その點を明確にしていただきたい。
○鈴木政府委員 現在實は商工省といたしましては、今申し上げたように、全般の各般の物資がございますので、商工省の總務局を中心にして、安定本部、それから内務省、農林省と御相談しておるわけでございまして、實は私直接その折衝に當つておりませんので、いつごろきまるかという見透しにつきましてははつきりいたしませんが、至急にその點が速やかに決定せられるように、連絡いたしたいと存じます。
それはいわゆる救濟物資として無料で放出されるのか、あるいはまた普通の配給ルートを通じて出されるのか、その點を明確にしていただきたいと思います。
○葉梨委員 關連して簡單にお伺いしておきたいのですが、公共事業費は本年度の既定費九十億、追加豫算約百四十億、これに對しまする物資面の裏づけは完全に安本と協定濟みでございましようか。
第一は輸送、燃料施設を有する輸送と、貯油施設を有する水産業團體を指定配給物資配給手續規定及び石油配給公圓法に基づく販賣業者に指定を受け、燃油の取扱いをなすようにして貰いたい。第二は水産業の特異性に鑑みまして、迅速圓滑なる配給操作をして、割當の適正を期すや否や、水産業團體の代表を配分計畫の立案及び審議に参畫せしめて貰いたい。
○岩木哲夫君 私ちよつと遅れて参つて失體いたしましたが、この五百五十億に金融總額を増額することを述べられましたが、これはどういう……例えば公團であるとかその他産業別の、どういつたような公團になんぼ、どういつたような方面になんぼというような明細を承りたいということと、從つてこれに對する物資別の金融對象の明細を承りたいということ、それから若し公團等を主として對象とされておる場合に、この公團法が政府の意圖
そしてその國有林につきましては、トロで運ぶところの狭い軌道がついておりまして、國有林関係の物資はそれで運搬をしておりますが、これは民間の利用にはなんら貢献をしていないわけであります。この地域が開発せられますならば、どれだけの生産物があがるかということにつきまして概略を申し上げます。
付託事件 ○京都上加茂ゴルフ場建設に關する陳 情(第二十四號) ○ローマ字つづりに關する陳情(第五 十七號) ○群馬縣勢多郡敷島村の古跡發堀促進 に關する陳情(第五十八號) ○物資愛護思想普及運動に關する陳情 (第百一號) ○國字國語問題の研究機關設置に關す る請願(第七十四號) ○ゴルフ場施設に關する陳情(第百四 十八號) ○出版關係法規に關する調査承認要求 に關する件 ————
それから同じく第十條の三號と六號は必要なる物資の供給であるとか、或いは生産した物の販賣等について規定が述べられておるのですが、從來できております配給公團若しくはこれからできるでありましよう又審議されます公團との關係はどうなのかという點。
四、勞務者用物資の特配。 硫化鑛がかく重要であるならば、單なる掛声だけでなく、實質的に物心兩方面から從業員を優遇すべきであり、同一坑内作業である關係からいつても、炭鑛夫と同率は待遇せらるべきではないか、地上作業の肥料關係者に準ずる程度に止めるとは政府當局の認識を疑わざるえないと彼等が常に異口同音に唱えるところである。
すなわち炭鑛勞務者の生活を安定し、食糧を確保し、勞務者の作業用竝びに生活必需物資を確保することにつきましては、政府としましては、最優先的に考慮し、主食等も今日の食糧事情のもとにおいて、本人六合、家族三合の八割を米麥で配給して、遲缺配をほとんどみていない状況でございます。本食糧年度においては、一應不安はないことになつておるのでございます。
過般來當鑛工業委員會において、商工省鑛山局長は、常にこの増産期間を實施しても、物資の裏づけがなければだめだということを申されておるのであります。もちろん物資の裏づけがなければこの運動の推進に圓滑を缺くことは申すまでもないのでありますが、物質の裏づけが容易でないからというので、みすみす減産を拱手傍觀するということは、まことに時節柄最も残念な次第であると思うものであります。
また、これをかりに一律按分して配当量を圧縮するとすれば、鉄道は現在の交通地獄よりの脱却はおろか、その一部の運轉休止をさえ予想され、石炭三千万トンの出炭はもちろん不能となり、海運、小運送は最低限能力の三分の一前後に低下し、化学肥料の増産頓挫は主食の不足を一層深刻化し、輸出品生産も極度の不振となりまして、從つて食糧、原綿、石炭、重油その他必須輸入物資の輸入を阻み、その他一切の産業は萎微し、通信、治水等すべての
それからまた一方、これは供米にリンクする重要な物資であるから、やはり食糧管理局においても非情に重要視しておられる、それからまた有機質肥料として肥料課もやはり相當貰いたい。こういうふうな關係で、どういうふうな統制をやつていけばよいだろうかということを、私ども今いろいろ研究しておるのであります。
衆議院の隱退藏物資特別委員會の一翼としまして、水産委員會内に隱退藏漁業用資材活用の小委員會を設けて、私たちの知つておるやみに流れておる資材の根源を突き、やみルートの一點を押えてこれを正式のルートに乗せようというのであります。